2016年9月12日(赤沼、メパンナ)

若いクライマー時代は憧れたものですよ。
あの上高地帝国ホテルに泊まってみたいと。

まあついにそういうことを実現する年齢になったということなんですが、その時にはもうここをベースに登りまくるなんて体力はもうないわけで、歩くのは部屋とバーの往復のみ。自分のかつて作ったルートなんぞを眺めながら来し方に想いをはせる楽しみもまたありか。もくもく(パイプの煙&遠い目)

にゃはははは
な~んて気取ってみたものの、部屋の窓から見えた霞沢岳の岩場(つまり一番安い部屋は穂高側でなくて、霞沢を向いてるわけね)なんぞに魅入っている自分があったと。そういうわけで。

まずは偵察に行ってまいりました。

登れるなら登ってしまおうという下心はあったわけですが、諸事情から日帰り登山となり、上高地発のバス時間にあわせたタイムリミットを設けてその時間まで登って帰って来ようということで出かけました。

相棒はメパンナことSさん。フリーの実力もめきめきあげてきてアルパインもデビューしようとはりきるクライマーです。

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帝国ホテルのバス停から少し戻るとすぐに八右衛門沢の出会い。ここから林道を使って入谷。林道終点からはガレガレの沢をあがります。
ちょこちょこと滝がでてきて結構難しめなところもありますが、ルーファイさえ間違えなければとくにロープなしでも登れる範囲。

ガレはかなり急になってきて登りづらいこと。
そろそろ岩壁がいろいろと見えてきます。

まず正面に見える壁ははっきり言ってしょぼいし急だし、それでいて危険な登攀になりそう。はい。対象外。
ちょうど三本槍沢をわけた直後あたりですね。

本谷をもう少し遡行すると右岸はもう岩だらけ。

ああこのへんが登攀ポイントだな~というあたりの写真ですが、全体像をおさえる撮影ポイントなし。
このうえは霞沢岳方面に伸びる急なリッジにつながるようです。
傾斜のゆるいところはザレザレでやばい登攀を強いられそうですが、うまくルートを選んだら真っ白な花崗岩の長大なルートが完成しそうですよ。

ろうそく岩先のリッジなんかもありなんですが、脆いところをだいぶ含んでそう。

気合いれて登るならこれもあり。終了部はボルト連打になるかな~

まあこんな感じで、現地は登れそうな岩場に事欠かず。ただしルーファイ難しいな~
いずれにせよどこ登るって決めて行ってというよりは、ガチャもってあがって、勘とやる気にあかせてつっこむというスタイルが似合うフィールドかもね。

沢の詰めあたりから右岸岩壁群をふりかえる。

ただ岩場偵察して帰るよりは沢をつめたいというメパンナの希望で、稜線に抜け、えんえん徳本峠経由で下山いたしました。