山巡じじい会は約10回目らしい。
毎度全員が参加しているわけではなく、さらに各自の記憶が曖昧とあって、実際のところが不明なのだ。
前回は高尾山近くの草戸山。
小田原在住のわたべさんには遠かったので、今回はわたべさんにも来やすい鷹取山とした。

二階さん
「あの岩場の公園で、赤沼のクライミング眺めながら芋煮会やろう」

赤沼
「いやなんか最近クライミングは届け出制になってるらしくて面倒くさいわ。それに火気厳禁って張り紙もあるとか。そもそも酔っ払いフリーソロなんぞやってたのは超昔の話ですよ。(やってたんかい!)」

二階さん
「じゃあ草戸山のときと一緒で山歩いてから居酒屋で下山飯(酒)な」

赤沼
「だったらザックに酒いれてきて山頂で一次会やるの禁止ですよっ」

赤沼心の声
「そうは言ってもこのじいさん達絶対酒持ってくるし、なんならガスコンロと肴もでてくるよな、自分もワンカップくらいは持って行こう」

二階さんが得意の嗅覚で追浜あたりで昼飲みの出来る居酒屋情報ゲット。

そういうわけでじいさん達、東逗子駅集合で歩き出します。
雨降ってます。寒いです。
前日までは20度超えの陽気だったのに。
予報では小雨だったけど、土砂降りです。

歩き出しはまだ小雨だった。
神武寺あたりから雨が強まりだし

雨で視界が悪いけど、煙った山の斜面にところどころ桜が色を添えていて風情があります。

神武寺の鐘あたりから土砂降り

神武寺山山頂にて。
左から惣之助さん、わたべさん、二階さん。

雨でぬれた岩場が滑ります。

懐かしの岩場に到着

宴会できるところを探して彷徨います。

あの山頂の展望台で宴会できるかも。

いやだめでしょ。風が強いし、雨も吹き込んでるよ。

公園の東屋に向かったけど先客がいるよ。女性ばかりのグループみたい。
赤沼は女性ばかりの中にじいさん達が乱入して酒飲み始めるなんてあり得ないでしょと思っていたら・・・・じいさん達はさっさとお話して、場所をつめてもらってるし。このじいさん達、妙に人懐っこいところがあるのですよ。

案の定出てくるんだな。ワインボトル2本、ガスコンロ、ビール等々
ホットワインが美味い気候でしたね。

なんだか楽しそうなじいさん達

追浜に向かって下山。桜並木ですね。天気が良かったら人が多くて宴会できなかったかも。

なかなかの桜並木

そして2次会の昼飲み。

赤沼以外の3人はもうすぐ全員が後期高齢者。
この中では赤沼、若手扱いされてます。
なんだか還暦すぎてからいろいろ楽しくなってきたよ。

男社会の猿山の価値観なのかな。
極端にいうと闘いに勝たないと幸せにはならない・・・みたいに刷り込まれた部分があったとして、そこから自由になれる感覚。
グレードとか高さとか、困難とかにこだわらないほうが楽しいって、本当に思えてきた。今頃になってね。
今までだってそうじゃないつもりでいたけど、どこかで人の評価を気にしていたり。

山岳巡礼倶楽部は登攀系の山登りを中心にやってきた会ではあるけど、決して先鋭的なほうではなく、地域研究と称して辺境に通ったり、山の映画を作る部会があったりとユニークな会だったと思ってます。
大学山岳部(当時はばりばりエリートたち)が優勢な頃に設立した下町の山岳会で、自営業や職人など、独立独歩に生きてる人が多かった印象もある。
そんな自由な気風がこのじいさん達にも残っていて、その良さに自分が年とってきてやっと気が付いてきたような気がするのね。
あと何年つづくか知らんけど、10年後の山岳巡礼倶楽部100周年に向けて、ちまちまとやっていきたいな~。