登攀日:2016年10月(赤沼、メパンナ、お散歩さん)

何せ記憶があやしいのだ。

どこぞの岩稜を登った際、岩稜と並行して伸びる尾根にハングを擁する急峻な岩壁を見たと記憶している。
せいぜい1~2Pと思われるその岩壁はあえて登りに来るほどの必然性を感じられるものではないが、いつかネイリングをしながらのルート開拓練習なぞしたいパートナーがいれば、来てみてもいいかな・・・くらいに思っていた。

男山ダイレクトはメモを見ると2012年4月に登っている。
山岳巡礼倶楽部の先輩N氏との久々の登攀でもあった。

その時に見たのがその岩壁かな~と思っていたんだよね・・・・と、結論を言えば違っていたわけで。(じゃあどこだったんだろ)

パートナーは2015年9月、霞沢岳で岩壁の偵察行を共にしたメパンナことSさんと友人のMさん。
メパンナSさんのブログでは「お散歩さん」という名前で登場する人らしい。

10月の3連休で霞沢を落とすぞと計画していたのだが、天候不順で最終日一日だけのお茶濁し山行として選んだのがこの、「かつて見たかもしれぬ」岩壁でのルート開拓だった。

林道歩き1時間弱
ここを登った皆様のブログなど見ると、「山火事注意」の看板の先で左にわけいるってなことが書いてありますし、前もそれを参考にたどりついたんですが、今回はなんかわからんな~
なんで適当なところから左の踏みあとに分け入り、適当に進むと取りつきに到着。
な~に、藪の中に目をこらすと岩稜が少し見え隠れしてるし、なんとかなりますって。

同行のお二人の希望もあって、取りつき付近でボルト打ち練習。
いやこのご時世、結構人も来る岩場でまともにボルト打っちゃうのもなんだし、「女子には大変~」とかも仰るので、軽く傷つけた程度であえてRCCあごまで埋めてみようとかは言い出さず練習終了。

3Pほどの登攀を終えると気持ちのよい稜線に出ます。このルート最大の魅力はこのあたりの雰囲気ですかね~

でまあ、側壁登れるかなとみてはみるがどう見てもしょぼいので、そのまま岩稜歩き継続で山頂につきました。