アルパインクライミング・沢登り・フリークライミング・地域研究などジャンルを問わず活動する山岳会

月: 2016年4月

お散歩シリーズ第9弾・伊豆城山(342m) 山巡ハイキング部・小田原支部

2016年4月22日(わたべ)

かつて訪れた湯河原の城山、そして小田原の町名にもなっている城山はシロヤマと読むが、大仁辺りで忽然と現れる山容怪異の岩山はジョウヤマである。
 ここはその昔(40年くらい前か?)先輩や仲間と通った岩登りのゲレンデがあり、山の標高の割にはスケールが大きくその高度感は素晴らしい。ただ頂上に行ったことはなかったので、今回はその忘れ物を取りに行くことにしたのだ。最も大きく人気のある南壁は、明るくその標高の故もあり暖かいので冬場に行くことが多かったように思う。現在のクライミングは、僕らの人工登攀(ピトンやボルトで作った人工的な支点にアブミをかけ替えて登る)の時代に比べると格段にレベルが上がっている。その昔には考えられないことだが、写真のオーバーハングなどもアブミを使わずフリーで乗り越えていく。
 8時少し過ぎに小田原の自宅を出立し、電車を三つ乗り換え狩野川大橋を渡るのに逆方向に行ったりというロスはあったものの、12時頃には城山のサミットに到達。急峻な岩壁を持つ岩山にもかかわらず、一般のハイキングコースは、さしたる急登もなくお散歩気分で頂上に到達してしまう。クライマーは何パーティーかいたが、ハイキングコースは頂上手前で若い女性一人とすれ違っただけで、今回も登頂写真は撮れないなと思っていたところ、オジサンが一人やって来たのでシャッターを押してもらう。
 帰りは、南壁の取り付き点に行ってクライミングの写真を撮ろうと思い、頂上直下にあった「ロッククライミングルート」の標識のある方向に下ったのだが、これが問題でこのお散歩シリーズ中最も危険を感じることとなった。続きは、30円の情報料を払ってくれた方のみにお知らせいたします。

黒富士

2016年4月10日(赤沼)

山梨の黒富士という山が気になっていた。
まずはその名前ですね。
それからメジャーな登山道からいくらか隔絶された感のある立地。

エリア的に岩場も多いので、もしかしたら面白い登攀対象もあるかも・・・なんて野心もあったりして。

中途半端な時間を見て行ってきました。

さてこの黒富士、国土地理院の地図では道がない。
しめしめ・・・・静かな登山ができるか・・・・とエアリアみたら、ちゃんとコース載ってますね~

ということで、一番楽な道はどこか。
黒富士と太刀岡山の間の越道峠からが案外近いかなということでまずは車でここに向かいます。
マイナーな林道っぽいけど、まあ大丈夫だろうとたかをくくっていたら、だめでした。
コンパクトカーだし、まあしょうがないね。
こっちがだめならあっちから。
反対側からあがっていったらやっぱだめ。
行けるだけ登って、車とめて越道峠までは約10分でした。

峠からよく踏まれた道を登っていきます。
案外歩きやすい。

このへんは昇仙峡も近いので岩場との遭遇を期待してたけど・・・
いまいちしょぼいね~

開けた感じの稜線歩きとなります。
ただ稜線まではかなりの急登。

あっさり山頂。でも疲れた~

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