アルパインクライミング・沢登り・フリークライミング・地域研究などジャンルを問わず活動する山岳会

月: 2016年6月

お散歩シリーズ第11弾・箱根屏風山(948m)山巡ハイキング部小田原支部

2016年6月14日 (わたべ)

今回はまさにお散歩で、家を10時過ぎに出て、12時5分前箱根関所跡から登り始め、12時40分山頂、のんびり下って13時半下山地点の旧東海道甘酒茶屋へ。
 このコースは、芦ノ湖の湖畔にあるにもかかわらず、湖の眺望は全くなく、前回の長九郎山のように渓流があるわけでもなく、ただひたすら樹の中を歩く。頂上も同様で、標識が立っているだけの薄暗い樹木の中。森林浴と数多い種類の木々を愛でるコースといってよいだろう。創価学会員が仏壇に飾るシキミという樹木の実物を初めて見た(小さな名札がつけられているが古く読みにくいのも多い)。「屏風」というと穂高の屏風岩を思い出すが、このコースはそんな切り立ったところも岩場も全くなく、1か所階段状の急登があるだけで、長九郎山のような落ちれば死ぬかもしれないような所もない。頂上の説明書きには、須雲川沿いの屏風のように切り立った岩壁から命名されたとあるが、4枚目の写真の甘酒茶屋前のものがそれか?小さくてあまり迫力はないが。
 甘酒茶屋はなかなか雰囲気があり、1杯400円の甘酒もいける。砂糖を使っていないのに、発酵した麹だけでかなり甘かったのが不思議だった。帰りはここから旧東海道をバスで湯本まで下ったが、七曲という所は急勾配とヘアピンカーヴの連続で、日光のいろは坂のようだった。次はこの辺りの旧東海道石畳の道を歩いてみたい。

松木沢ウメコバ沢中央岩峰・右岩壁右ルート

2016年6月12日(赤沼、石鍋)

R君と知り合ったのは彼が中学生くらいのころだから、もうかれこれ30年近く前の話か。
その彼も今では二人の子持ちで、立派なおっさん。
忙しかった仕事も多少の余裕がでたとのことで、週末の一日くらいならあけられるからクライミングしたいってことで・・・・

先月はまず足慣らし。
瑞牆山の不動沢方面でかる~くクライミング・・・・のつもりが、調子にのって岩茸だらけのオフウィズスクラックでルート開拓(?)までしてしまう。

今回のテーマはカムを使ったナチュプロでのクライミング。
高度感はあるものの、摂理がしっかりしていてカムを使いやすいのを以前登って知っているこのルートに出かけることになった。


土曜深夜に銅親水公園駐車場でテント泊。
日曜は夕方、息子の高校部活PTAのバーベキュー大会(笑)があるので、さっさと登ってさっさと帰宅するぞ~と4時起きで出発!

ウメコバ沢手前の渡渉ポイントは水が少なく渡渉なしで楽勝!

7時過ぎには取り付き到着。さっさと登りだす。

右ルートの取り付き

1P目フォロー中のR君。

この辺が核心かな。
高度感はあるがガバホールドいっぱいだし、硬いし、快適クライミング。
思わず「楽しい~♪」と叫びだす。

そしてR君のカムリード、デビューピッチです。
あっさりと登ったように見えたけど、「久々でミシン踏みました~」だと。

さっさと登攀終了。
岩峰の左方向につけられたフィックスロープをつかんで下山して、11時には駐車場に帰ってきておりました。

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