一帯に岩峰を屹立させている西上州では特に目立つこともない小さな岩峰「立処山」。
しかしその北壁の写真には何かそそられるものがあり、とりあえず出かけてみることとした。
登山道を少し登るとすぐに北壁が目の前に広がる。案外とかっこいいぞ♪
基部から見上げる。叶山に近いだけあってやはり石灰岩が中心のようだ。
鍾乳洞のある少し上、岩壁の右岩稜にあたるリッジの少し左の岩溝から取り付いてみる。
岩溝のおわりからフェースを山頂に向かって直上していく。
ルートは全3ピッチとなった。 小さな壁とは言え、さすがこの地域の壁は傾斜が強く、それなりの高度感がでてくる。
山頂からは登山道を簡単に降りられる。
岳人誌からコピーした概念図です。