山岳巡礼倶楽部、赤沼の個人ブログ

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クロアチア・アドリア海のドライブ旅行

2026年6~7月、妻と2人でスロベニア、クロアチアを旅してきた。
目的は主に2つ。
スロベニアで40年ほど前にクライミングを共にした友人たちに会うこと。
もう一つがクロアチアの、主にダルマチア地方のアドリア海に沿ってドライブ旅行をし、美しい海と古い街並みを眺めてくること。

スロベニア、Mojstrana村の友人たちとの交流については別途投稿したので、ここでは後半のドライブ旅行について。
ほぼほぼ自分たちのための備忘写真集となりますよ。

と、その前にMojstranaについてちょっと書いておきたい(かなり余談)。

Mojstranaはスロベニアの最高峰トリグラフの登山基地として知られる、人口1000人ほどの静かで美しい高地集落。
激動の歴史にもまれ、またそれとも連携しての登山史にも重要な役割をおってきた村。
詳しくはこちらを読んでください。
クライミングジャーナル誌掲載記事「トリグラフのクライマーたち」

19世紀ころここは、豊かな水力と森林資源を活かした製鉄業やセメント製造業が栄えた歴史を持つ。
しかし19世紀末ころから自然環境を生かした方向にシフト。

最近、経済の最大の柱はアルパイン・ツーリズム。
もとよりスロベニアの最高峰トリグラフをはじめ多くの岩峰に囲まれた氷河谷の起点であって、この小さな村からスキーや登山の分野では多くのオリンピック選手や著名な登山家を輩出しているところ。
今では登山のみならず、サイクリングやトレイルランニング、ヴィアフェラータなども人気となっている。
冬はクロスカントリースキー、そして近くの渓谷ではアイスクライミングも盛んにおこなわれている。

Mojstranaのブラーネの家(離れ)に4泊させてもらった。

スロベニアというと「肉食文化」というイメージを持っていた。
40年前は肉はあまりなかったけど、それは単に社会主義時代で貧しかったのだろうと推測していた。

ところがブラーネをはじめ、この村では肉よりはキノコ類だとか、チーズ、そば粉などを使った素朴な伝統料理が中心らしい。
レストランで肉を使った料理を注文しても、野菜やパスタなどが中心の料理に肉の一部やラードなどをスパイス的に使っているだけなのには驚いた。

これには伝統的な自給自足に近いライフスタイルが根強く残っているということもあるようで、スーパーで肉を買うよりは、季節の野菜、キノコ、豆類などを使ったスープや煮込みを食べることが多いようだ。
そしてスロベニア全体に共通するのが、環境保護やサステナビリティへの意識の高さということがあるということをあとから知った。

そういった意識の高さはこの村の最大産業であるアルパイン・ツーリズムにも影響を与えていて、大型の商業施設を導入することなく村の景観は40年前とほとんど変わらず。地元の商店や素朴なゲストハウスが中心。
ブラーネなんぞは村のど真ん中に家があるし、「離れを民泊で貸せばいくらでもお客さんくるのに」と言っても、「ここは訪ねてくる友人を泊めるだけ」なのだという。
「この美しい村でそんな下品なまねはしたくない」という心の声が聞こえてきた気がする。

今では登山口のAljažev domまで車は入れるが入場制限もあり、かわりに無料のシャトルバスが運営されている。
夏のシーズン中、村は当然ながら多くのハイカーやクライマー、サイクリストなどであふれるが、上記をあえてボトルネックとして機能させることで、自然や景観が守られているように感じた。
グリーンツーリズムかくあるべしと思う。

まあブラーネなど古いクライマーたちに言わせれば、
「旧ユーゴスラヴィア時代は自由でよい時代だった!」
ともなるらしいが・・・・たしかに、そうも思う。
われわれの「昭和のクライマーは自由だった!」みたいな感覚なんだろうね。

さらに余談だけど、かつてクロアチアのスプリットへのビジネストリップにブラーネにつきあってもらったことがある。その時、なぜか時間に追われてふたりで運転を代わりつつかなりのスピードで走り続けたことを覚えている。
ブラーネのいう「自由」には、そんなのが取り締まられなかったというのがあるらしいが・・・・・スロベニアやクロアチアの幹線道路は速度制限130km/hのところが多い。山道でも90km/hとか。そんなスピード出したら絶対事故起こしますけど・・・・みたいなやつ。
それでも彼には不自由と感じるらしいよ。



さてここからは時系列で観光写真を並べていきますね。
夫婦であとからにやにやと見るための備忘録なのでよろしく。

まずはウィーンへのフライト。ステファン大聖堂近くの宿にチェックイン。
フライト疲れもあるので、軽く野菜料理でも・・・と出かけたのになぜかギリシャ料理をがっつり食べてのスタート。
2日目はまず街中をぶらぶら散歩。公共交通機関を使ってまわるつもりだったけど、案外小さな街でぜんぶ歩けてしまった。
夜はコンサートを予約していたので、ビッグランチ。ウィーンに音楽留学していた友人もお薦めのプラフッタというお店の名物料理「ターフェルシュピツェ」というやつ。うまかった。
小さな教会で開催されたコンサート。観光用コンサートだろうと期待もしていなかったけど、古楽器を用いて昔の奏法で演奏するというにくい演出がなかなか楽しかった。

3日目はウィーンからスロベニア国境に近いVillachまで特急で移動。予約していた1等の車両自体がなくてずっと立ちっぱなしというトラブルあり。電車、かなり大雑把なので要注意。帰途もこの電車だったけど、今度もまた予約席が存在していなく、特等に案内されプラマイゼロってやつかね?

Villachからはレンタカーを借りて、Mojstranaまでは1時間もかからず。
ここでブラーネの家に4泊したので、つづきは7日目から。
この間のお話はこちらで。

ユリアンアルプス再訪


7日目
MojstranaからクロアチアのMotovunに移動。

宿泊地とだいたいのドライブルート
スロベニアの首都Ljubljanaのお城
お城のまわりが歩ける。お金を払うと中にも入れる。暑くて観光客も多いので中は割愛。
山城のLjubljana castle に車を停めたので、軽い山道を大汗かきながら街まで下る。
ljubljanaの街中
ljubljanaの街中
Ljubljanaの街中
道中、有名なトリフ店に立ち寄りつつ、Motovun到着。山上の城塞都市ってことらしい。雲海に囲まれるとラピュタのようになるらしいけど、今回は天気良すぎ。
城塞都市の中を歩きまわる。
暑さにへこたれてる。この宿(Sobe, Guest house)はトリフ料理レストランが経営。

8日目。

朝のMotovunを眺めつつスタート。
真っ青なアドリア海沿いのドライブ
沖合に石灰岩の島
ビーチのレストランでいかフライなど食べつつ
ŠibenikのKatedrala sv Jakoba(聖ヤコブ大聖堂)
中、すいてた。
洗礼室の天井
聖堂建築の際、寄付してくれた人の顔・・・だったかな?
聖ミカエル要塞(Tvrđava sv. Mihovila)までは歩いて行ける。
ミカエル要塞からのシベニクの街並み
少し戻ってSrimaという小さな町近くのビーチ。地元の人御用達のこじんまりしたホテルに宿泊。
リーズナブルなビュッフェディナーは野菜中心

9日目。Dubrovnikへの移動日。

朝食はテラスで。海近くの気取らないホテルが心地よい
アドリア海沿いのドライブ
こんな街がやたらとでてくる。
なんだかリッチな雰囲気
Splitはさすがに都会
Splitの、ディオクレティアヌス宮殿(Dioklecijanova palača)近くの駅に駐車
宮殿の地下
大聖堂
前庭(Vestibul)
前庭
金の門
Omiš。岩壁にはさまれた河口の街。
岩壁から岩壁のトンネルを結ぶ、ちょっと驚きの橋
どこに行っても城
道路沿いのレストランでランチ。妻は地魚のグリルが淡泊だけどおいしいとお気に入り。


Omiš界隈から南は岩山だらけ
Pelješac半島近くの平野
この橋が完成したおかげで、ボスニアヘルツェゴビナを経由せずにDubrovnikに行けるようになった。
Dubrovnikに到着(アパート周辺。ここから旧市街に歩いて行ける。)
旧市街。夕方といえど、屈指の観光地とあって人が多い。
市街を囲む城壁を一周
旧市街を見下ろす。
動画(音声がでます。)
かつては世界各国の交易船が集まった港

石灰岩のタイルがぴかぴか光っている。
晩御飯はアパートで軽く一杯

10日目 DubrovnikからMakarskaまで戻る

Srđ(スルジ)山に車であがってDubrovnikを見下ろす。
Stonの塩田を守るための城壁に立ち寄り
Maliston 城壁を辿るとここに出る

この先で方向感覚のなくなった赤沼がルートを間違え、ボスニアヘルツェゴビナとの国境を越えそうになってしまう。出国ゲートでUターンさせてもらい、ことなきを得る。

道を間違えたお陰でこの光景が見られた。
Makarska到着。ここで2泊してレスト。老舗のHotel Osejavaにチェックイン。
部屋のバルコニーからの眺め
バスルームからの眺め
リビングの窓からの眺め

11日目 Makarska滞在

ホテルでのんびりする日

磯に沿って散歩
動画(音声がでます)
ワールドカップのクロアチア戦の日。夜の大騒ぎの準備中?

12日目 MakarskaからスロベニアのBohinjに移動

一気にスロベニアまでの長距離ドライブの日。途中岩山など眺めながらのドライブ。
制限速度130kmの高速を一気に
Bohinj湖到着。観光地でした。

13日目 Bohinj湖からMojstranaのブラーネ宅に立ち寄り、イタリア、スロベニア、オーストリア3国国境の山にハイキング。そしてオーストリアVillachにてレンタカー返却して宿泊。

Mojstranaに戻って来た。
左から赤沼、妻、ブラーネ。右の女性はBrane宅滞在中の友人夫妻の奥様。
MojstranaからオーストリアのVillachへの途中にある国境の峠、Wurzen Pass。ここから3国国境の峠にある山までハイキング。
峠から伸びるトレイルを行く。
道はよく整備されている。
山頂手前の山小屋が見えてきた。
山頂付近は牧草地で牛が放牧されていたりする。
山頂からはスロベニアからイタリア、そしてオーストリア側の山々が一望できる。
Motovun近くで買ったトリフチップ
3時間40分ほどのハイキング
レンタカーを返したらVillachのホテルでくつろぐ

14日目 VillachからViennaに特急で移動

特急は世界遺産あたりの橋をわたる
Viennaのホテルで一泊して、翌日は日本にフライト。

裏高尾・景信山~大久保山

妻と2人で裏高尾の名もない尾根を歩いて、高尾の「味はる」で焼き鳥食べてこようというプラン。
静かで辛すぎないルートがいいな。
小下沢から景信山に登り、登山道も標識もない大久保山経由の尾根歩きで下山しようということになった。
味はるオープンの午後3時から逆算し、日影バス停(小仏の手前)を10時頃のスタート。

関東地方は曇りで、場所によってはにわか雨の予報。
「よっぽど運が悪ければ雨に降られるかもね」なんて言ってたら、バスを降りたとたんの雨。

ぶつぶつ言いながらも雨具つけて歩いていたら間もなくやんできた。
小下沢沿いの林道に入るとすぐに木下沢梅林。
ちなみに小下沢も木下沢も「こげさわ」と読みます。
もともと「こげさわ」という音だけがあって、のちに二つの漢字がつけられたためどちらも正解なんだそう。
入園しないでも林道沿いに梅の花が見られますね。

小下沢沿いの林道を小一時間で、景信山に向かう登山道の分岐。ここから登山道に入ります。

小下沢の支流には今までに2回ほど来ているが、この登山道ははじめて。
支流沿いの道なのでクライミングのできそうな滝もあるかも?なんて興味も秘めつつ。
ところでこの小下沢の林道歩いている人たち。
人口自体多くはないんだけど、普通のハイカーよりはなんらかのマニアックな興味があって来ている人が多い印象。
林道入口あたりで鉄道の写真撮る人、蝶々の収集家、特殊な草木に出会いに来ている人・・・・あとはトレランの人たち。
もちろんちっぽけな滝を探して登ろうなんて私みたいな人種もマニアック系の一人なんでしょうね。

あ、今回は普通のハイキングでした。

先行はおばさま方2人。
でもまったく進まずあっちうろちょろ、こっちをうろちょろ。
追い抜きざまに聞くと草木の愛好家らしい。これは「よごれねこのめ」って言うんだって、教えてくれた。

こちらはこちらで、道中小さな滝があったので一応チェック。
まあわざわざ登りに来る価値もなさそうだけど、今度焼き鳥屋に行くときの口実に登ってみるのもありかもね。

沢沿いのわりとよく整備された道。


登山道が急になってくるとほどなく稜線。左の登山道表記のない尾根を行くと大久保山を経て小下沢の下流におりられる。まずは右の登山道から景信山を往復。

お昼過ぎに景信山山頂到着。おにぎり食べて一休みしたら来た道を戻る。

さっき稜線に出て来たところからが、登山道のない尾根。
でも相当はっきりと踏み跡がついてるみたい。
標識がないだけでほぼ登山道と同じレベル。
なんて思いながら歩いていたらトレランの人が抜いてった。
まあそれなりに知られていて、人が通ってるんですね。

景信山から30分程度で大久保山。
山頂標識あった。

気持ちのよい樹林の尾根歩き。踏み跡はしっかりとついている。

歩いてきた尾根の最後のピーク付近。
ここまでが景信山から1時間ほど。

ここから急坂をおりて、20分程度で小下沢の入り口付近に到着。

急な山腹の道をおりると小下沢下流、梅林の向かいあたりの工事現場にあたる。う回路を辿ると林道に飛び出す。

三連休初日とあって中央道の小仏峠あたりはまだ渋滞中。

大久保山の尾根道は結局1時間程度しかかからず、味はるオープンの3時までまだ一時間ほどあるぞ。
「あ!今日は春分の日。お彼岸じゃん!」。
おじいちゃん(妻の父)の墓は高尾駅から車で10分程度。
「ちょうどいいからお参りしてこよう!」。

てなわけでお参りしてきたらちょうど、味はるの開店時間。
「なんかおじいちゃんに墓参りに来いと呼ばれたみたいね~」とか話し合いながら焼き鳥やへ。

余談ですが、霊園から味はるに向かうタクシーの運転手さんが、
「あそここの間も登山者を送ったばかりですよ。有名店なんですかね?」
だって。
だいぶ人気が出ているみたいで、三時の開店直後に入ったのに席はほぼ満席。近くから電話しておいてよかった~。
お客さんは経験豊富そうな雰囲気の山屋ばっか。
行くなら予約していったほうがよさそうですよ。
ちなみに普通に美味しかった焼き鳥が、今回飛躍的に美味しくなっていた。まじめに修業していたらしいから効果が出たのかね。さすが。
妻も「店の雰囲気も山屋にしては常識人に見える(?)マスターもいい感じ!」だってさ。

黒斑山(くろふやま)

妻との登山。
雪山初心者が気楽に歩ける山のひとつとして登ってみることにした。
今まで登ってきたいろんな山から浅間山が見えていた。
だから浅間山に登れば今まで登って来た山々がすべて見える?
まあ浅間山自体は噴煙吐いてて登れないので、外輪山の黒斑山に行くわけで、どんな景色が広がるやらいまいち想像もできないんだけど。

浅間山の南西、小諸市から北上して標高1973mの車坂峠までドライブ。黒斑山はここからほぼ東方向。平日なのに登山者もちらほらいて、トレースもばっちり。

雪の結晶(みたいの)がキラキラしていて綺麗だから写真を撮れという妻。手袋してるとiPhoneの操作が面倒なんで、デジカメ持ってる私が主に撮影担当になるらしい。


雪をのっけた樹林越しに見えるのは昨年登った四阿山(あずまやさん)ではないだろうか・・・・。

小一時間で浅間山が見えた。
樹のうえに雪がついた森がきれい。

フリースのうえにウィンドブレーカーで、歩くにはちょうどいいくらい。

踏み固められたトレースは歩きやすいし、天気がよくて風も弱い。
最高の登山日和なんだけど、PM2.5が飛んでいるらしく、展望はいまいちでした。

クライマーとしては岩場が気になる。

トーミの頭手前の登り。

ここまで来たら黒斑山まではすぐ。

黒斑山への稜線。

いつもの自撮りのつもり。山頂標識が入ってなかった~。

誰かが置いてった雪だるま。小さな雪庇ごしに木の上に置いてあるよ。結構危険なおもいをして置いたんじゃないかな。てか危険を把握してなかった?

アイゼン履いての歩きもだいぶ慣れてきたみたい。

魔子の山

金峰山の山頂近くの岩壁、千代の吹上で今まで4本ほどのクライミングをやってきた。この金峰山最大の岩壁群の全体像をつかむために、対岸あたりから見てみたい。よいビューポイントはないかと地図を見ていて発見した山。

地図には登山道も山名も記載されていないが、登山者たちのブログなどを見ると、「魔子の山」と紹介されている。
登山道もあって軽い山らしいので妻と行くのにちょうどよいかな。

千代の吹上は金峰山頂上部の南面。魔子の山は位置的に、千代の吹上を真正面からは見られない。

登山口は瑞牆山荘の南へ少し行ったところ。山頂まできれいな踏み跡があって30分程度で登ることができる。

登山口あたりは伐採中でひらけている。

紅葉時期の連休とあって瑞牆山登山口の駐車場はいっぱい。
ちょうど魔子の山登山口あたりまで車が路駐されていた。

樹林の歩きやすい道がつけられている。
傾斜はところどころきつめになる。

樹林ごしに瑞牆山の岩峰がよく見える。金峰山方面も見えるが、樹林にさえぎられて全貌をつかむことはできない。

猛暑の影響か紅葉は例年ほどではないような。

急斜面も多い。

稜線に出て少し戻ったところにあるピークに「魔子」という標識。

ちょうど地図上の1700mポイントのようだ。

樹林ごしながら瑞牆山はよく見えている。

稜線を少し進むとこんどは魔子の山という標識。こっちが山頂なのかな?

北風が強くて寒いし、ここから引き返すこととする。

ここまで金峰山は樹林に隠れてよく見えなかった。
下山中、登山道をはずれて伐採跡のほうにトラバースしてみたら、金峰山方面がよく見えた。
左から鷹見岩、石塔岩、そして一番右手が千代の吹上のようだ。

千代の吹上は正面ではなく横からしか見えないので、登ったルートなどの特定はできなかった。

それにしても金峰山南面の枇杷窪沢、金山沢あたりを含む、雄大な斜面が少し色づいていて美しい。

2時間弱の軽いハイキングはおしまい。

妻の要望で、瑞牆山荘から塩川ダムに至る林道沿いで紅葉見学&撮影をしながら帰宅しました。

栗沢山

八ヶ岳南麓のわが家付近から見える、目立った山は全部踏んでやろう作戦(そんなんやってたか?)も最終段階。
ちなみにすでに踏みつけた山たちは・・・
編笠山、赤岳、権現岳、飯盛山、瑞牆山、金峰山、旭山、斑山、黒富士、金ヶ岳、茅ヶ岳、北岳、甘利山、千頭星山、鳳凰三山、甲斐駒が岳、日向山、鋸岳、入笠山あたり。最後に残ったのが、わりかしマイナーだけど大物のアサヨ峰。

8月に入ってようやく山の天気も安定したっぽいので、行ってみることにした。


早起きして仙流荘からバス。
北沢峠の長衛荘のテント場から登山道が始まります。

北沢峠を過ぎると人がぐっと減って静かな山歩き。登山道はよく整備されてるけど傾斜はきつい。

しばらく歩くと視界がひらけて仙丈ヶ岳。

甲斐駒ヶ岳。何度見ても神々しい。

栗沢山山頂付近に達すると北岳が姿を現す。

鋸岳の特異なピークが遠望できたので、デジカメの望遠で撮影してみた。

栗沢山山頂手前からアサヨ峰に続く稜線が見渡せる。

栗沢山山頂の直前のピーク

我が家から見える甲斐駒が岳、左のスカイラインが格好いいので、と登った摩利支天の岩壁を真正面から見られて興奮気味。

栗沢山山頂。

ここまで景色を眺めすぎて?思ったよりも時間を使ってしまった。
計算してみたらアサヨ峰まで行くのはちょっとつらそうだったので、栗沢山を最終として引き返すことにします。ここまで北沢峠からの尾根の直登ルートを来たので、仙水峠を通って帰る別ルートで下山することにします。

急な岩稜の下山

栗沢山を振り返る

午後になると甲斐駒が岳はガスに巻かれ始めますね。

仙水峠からは岩ゴロゴロの斜面

沢筋の道を行くとまもなく北沢峠に下山です。

鎌倉街道散策ー檜峠

梅雨明けも迫って、山行きたい虫がうずいてきた妻。
白神岳か日光白根か登って、温泉泊まって・・・と計画してたんだけど、山の天気予報はいまいち。
ちゃんと歩く山はあきらめて、信州・梓川から飛騨・平湯に抜ける鎌倉古道の一部でも歩いてくるかとドライブ旅行。

【アルプス越えの鎌倉街道】概要については下記参照ください。
第一弾 祠峠に鎌倉街道を想う。
第二弾 檜峠
第三弾 アルプス越えの鎌倉街道ー池尻砦

祠峠や檜峠の、今まで行ってない側に車でアプローチしてみたが、道が悪かったり暗かったりでそそられず、第二弾、檜峠のコースをもう一度歩いてみることにした。

沢渡バスターミナルの向かい側にある林道を入る。
すぐに沢渡あたりの喧噪は足下となり、静かな道。
ダートの道を登って行けば檜峠まで行けるけど、今日は歩きたいので途中の草むらに車を突っ込んで、そこから歩くことに。

春先に来た時よりもやはり草が伸びてます。

一時間ほどの歩きで檜峠に到着

梓川沿いの国道がなかったころは、この峠を越えて白骨温泉に行っていたらしい。白骨温泉への道(今は廃道)をトレースしようかと思ったんだけど、今は熊狩りエリアとなっているらしく、何かと危険そうなのでやめた。

檜峠の北東に檜峠山というのがあるらしく、登山道はないけど尾根伝いに行ってみよう。

うっすらと踏み跡はある。

気持ちのよい樹林をとぎれとぎれの踏み跡を登っていくが・・・
どうも直近の先行者がいるらしい。
丸い足跡で、5本指・・・・熊さんかな?
同じ踏み跡を歩いてますな。

熊鈴、笛、匂い袋(クマヲボル)、スプレー、それに太いストック・・・と完全武装しているしと進もうとしたら、
「もし熊に会ったら絶対守ってくれるのね!」と妻。
いや絶対なんてありえないし・・・・
ま、下るか。というわけですぐ檜峠に戻って。

樹間に焼岳を遠望

檜峠からの下りは約40分。お昼前に終わってしまった。

以前に行って美味しかった奈川のとうじそばを食べに行こう!

奈川・とうじそばの仙洛。
あまりの美味しさに写真撮るの忘れて完食。
仕上げの雑炊まで食べきってお腹ぱんぱん。

帰りに買った松本ハイランド(波田)すいか

そばで腹いっぱいのところ、すいかまで食べてしまってちょっと胃の調子が・・・・

ご近所さんや、北杜市在住クライマーのエリサさんにもおすそ分け・・・というか、食べきれないので押し付けた。

エリサさんがくれたビールが美味しくて、また七輪など持ち出して・・・

こんなことになって。

締めは登山用にコンビニで買ったおにぎりの残りを焼いて食べました。これかなりいけるね~でも食いすぎ。

雨飾山登山

山の雪もだいぶ溶けてきた時期だし、妻との登山を再開。
今回は日帰り登山のち温泉という方針。

6月27日木曜、梅雨の晴れ間で天気が持ちそうなエリアということで、行き先は雨飾山に決定。
2回登攀したふとん菱も見たいし、小谷側から登ることにした。
熊出没情報がひっきりなしなんで、二人して熊鈴ぶらさげ、熊ヲボル(熊除けの匂い袋)も装着して雨飾高原キャンプ場の登山口を出発。新緑が美しいね。

ブナ平

この先の登山道が曲がったところで、いきなり大きな動物が逃げて行ってびっくり。どうも熊っぽいな~。
鈴と熊ヲボルが効いたのか、効かないから接近したのか。

水は荒菅沢を横切るときに汲めばいいやと安易に考えていたんだけど、雪渓に埋まってるじゃん!そりゃそうだわな。まだ6月でした。

しょうがないので雪渓が口あけてる上部までえっちらおっちら登って、木の根つかんで沢底におりて、水汲み。

登山道からフトン菱方面。天気は思ったよりよかった。

笹平手前は結構急登がつづく。
黄色い花。Googleに聞くと、ハナニガナとかキンランとか出てくるけど?

昔々、この山から海谷を見て、海老嵓を登りたくなった。アプローチが悪くてなかなか辿りつけず、登るまでに30年以上かかった。
まんなか辺の三角形の岩壁が海老嵓南壁。

笹平まで約3時間。コースタイム通りくらいで歩けてハッピー。

笹平から1時間ほどで山頂。

せっかくガスストーブ持ってきたのでカップラーメン。虫よけネットで顔が見えない。

山頂で自撮り。
Googleがこれは「アカモノ」だと言ってる。
梯子はアサヒビールが寄贈したんだって。

17歳のときと、60歳のとき、2度登ったフトン菱。これで見納めかも。

携帯トイレ用のブース。
登山口はもう近い。

今夜は雨飾荘に宿泊。
新潟側の雨飾山荘と、長野側の雨飾荘。ふたつあって紛らわしい。
なんか混乱して予約しちゃったけど、雨飾荘大正解。

料理が最高に美味しくてテンションあげあげで登山旅を終了できました。

伊豆旅行なのだ

妻が同窓会の抽選で宿泊券をあててきた。
伊豆、一碧湖畔のファミリー向けリゾートホテルのようなところらしい。
湯河原の幕山でハイキングしてから宿に入ることにした。

東名で一気に行くのも味気ないので、湘南の海岸沿いをドライブ。
登山口の幕山公園

ここは梅の名所。
梅の時期になると駐車場に入れなくなるぐらい混むこともあるのだが、今ならまだ大丈夫だろうということで、ここに車を置いて登ることにする。
それでも少し早めの梅が色づきはじめていた。

幕山には岩場が点在する。

ここは冬でも暖かく、フリークライミングを楽しめる場所として有名なのだ。昔何度か訪れた岩場を眺めながらのハイキング。平日なのにクライミングをしている人たち大勢がいた。

高度が少しあがると梅の向こうに海が見えてくる。
梅はここまでという標識を越えてさらに高度をあげる。目の前に湯河原の街と海がよく見えてくる。
山頂は近い。
暖かな日差しにつつまれた山頂。
山頂から登ってきた方向を見下ろす。
3時にはホテルにチェックイン。

ファミリー向けのリゾートホテルで、さまざまなアクティビティーがある。小さな子供がいたら楽しいんでしょうな。じじばばはちょっと卓球やったくらいで、あとはひたすら温泉入って、飯食って過ごし、お昼には東京帰ってテニスやってました。はは。

雨の平標山ハイキング

妻が山を患ってまして・・・・

どうも6月の谷川岳から国境稜線のテント泊縦走がきっかけらしいのですが。
そのあと7月の日向山日帰りの後、新平湯温泉
そして8月は雷鳥沢でテント泊しての立山。そして極めつけが前夜米沢に泊まって米沢牛を堪能~北飯豊頼母木山でのテント泊~新潟瀬波温泉での打ち上げと、すべてがコースにも、天気にもたまたま泊まった宿にも恵まれてどんどんと楽しくなってきたわけですが。
9月もそのつもりで予定を組んでたんですが、天気だのなんだのうまくいかなくて、ストレス溜まってました。(私のクライミングのほうはいろいろとうまく行ってるのでなおさらね。わたしゃ雨女になってしまったかとか言い出すし。)

「私は展望が楽しみで山行くんだから、晴れてない日はだめなの」と妻。
「そんなこと言ってたらずっと行けなくなるよ~とにかく行ってから考えよう」と私。

でまあ、私の仕事を一日強引に休んで、やってみました。平標山、温泉付きプラン。はい。内輪話が長くなりました。

車中泊だとよく眠れない妻。なので前夜は越後湯沢駅前の古い宿。家庭的な夕食はおいしかった。それにしても湯沢界隈の寂れ感にちょっと当たり気味。

天気予報は朝のうちが雨でその後がくもり。
でも結論を言えばずっと雨が降ったりやんだり。

平標山駐車場。雨。
しかもかなり強い雨。

いったんあきらめて帰りかけるが、思い直して雨の中歩き始めてみることに。

でも最近の雨具ってなかなか優れてるね。暑くて汗でびしょびしょにはなるけど、中まで浸水してこないもんな。って、30-40年前の昭和の時代と比較してもしょうがないんだけど。

稜線に出たあたりから雨も小やみになったり、また降り出したりって感じ。展望はないんだけど、これも案外風情あるでしょ~と私。妻も楽しくなってきた様子。

たまに雲が切れるタイミングもあり。

山も何気に秋らしい?色合いに。

平標山山頂
天気が良ければ仙ノ倉山まで足を伸ばすつもりだったけど、当然没。ここから平標小屋経由で下山します。

登ってきた道(松手山コース)と打って変わって、色づいた草原をおりていく。

平標小屋が見えてきた。

樹林を下って長い林道を歩いて駐車場に帰還。

登山口の石仏?お地蔵さん?

そして打ち上げはすぐ近くの貝掛温泉でした。

北飯豊・頼母木山(テント泊登山第三弾)

妻と行くテント泊登山も3回目。
前回の谷川岳や立山の人混みに辟易して、今回は静かそうな山域を選んだ。さらに週末は避けて平日登山。
静けさの代償はロープウェイで高度を稼いだりはしない、長く急な尾根歩き。

前夜は米沢市に泊まって米沢牛。
当日は飯豊山荘から丸森尾根を登って稜線を目指す。
コースタイムで6時間。かなりな急登らしい。しかも新潟は38度とかいう猛暑日。
どうなることやら。

登山口の飯豊山荘は標高わずか400mほど。猛暑の影響もろ受けてますな。

しかも登山道はいきなり最初から本気の急登。
露出した木の根やら、岩やらをつかみつつぐいぐい登らされる。
ここまで急な登りがコンスタントに続く登山道はあまりないかも。飯豊ならではなのか、この道が特にそうなのか。でも道はよく整備されているし、足元も滑りにくく危険な感じはあまり感じず。ただひたすら暑くてつらい。

急登をあえぎ登る
稜線まで6時間で、丸森峰までは樹林帯ということだったが、樹林が低いので日陰が少ない。でもその分展望はひらけてます。
丸森尾根上の小ピーク、丸森峰。ここまで5時間の急登で、このあたりから樹林限界。尾根道もここから若干傾斜が緩くなります。
尾根も広くなり、まもなく稜線上の地神山北峰。
稜線が近づいてくる。南へ行けば飯豊本山方面。
われわれが向かうのは北。まるくたおやかな頼母木(たもぎ)山を越えると頼母木小屋。今日はそこでテント泊して、明日は早朝に起きて一番向こうに見える朳差岳を往復したうえで、往路を戻ろうという計画だったが、ここまでの急登でめげて、朳差(えぶりさし)岳往復プランは割愛。頼母木小屋に泊まって、来た道を引き返すことに。
稜線に到着!地神山北峰。ここまではコースタイムどおりの6時間。妻がんばった。汗がすごくてズボンがお漏らししたみたいになってます。
ここまで誰にもあわない静かな山歩き。
地神山北峰から頼母木小屋までは約1時間。トレールの先の緩やかな盛り上がりが頼母木山。頼母木山を越えて下りたところが頼母木小屋。
稜線歩きは最高に気持ちよくて超ご機嫌。
景色やら花やらを眺めながらゆぅ~っくり歩く。
頼母木山山頂
頼母木小屋

頼母木小屋は避難小屋だけど、夏の間は管理人が常駐していて、飲み物も売ってもらえるので早速ビールタイム。ここは採算度外視で新潟県が維持してくれているらしく、飲み物のお値段なんかもリーズナブル。
われわれのほかは避難小屋にひとり泊まっているだけなので、小屋の真ん前にテントを張り、散らかしっぱなしで、ベンチの上で宴会に食事と、やりたい放題。日本酒も買ってしまった。

このお酒2パックで500円。
今夜のメニューは山メシの定番カレーライス。なかなか美味かった。
小屋のサンダル借りて、酒飲みながらチータラを頬張るおっさん。
陽はくれていく。
夕日に染まる山

ゆったりとしたいい時間を過ごします。

そして朝。雲海の向こうに浮かぶのが朝日岳。奥には月山も見える。

飯豊本山のほうから日の出

来た道を引き返す。頼母木小屋を振り返る。

稜線歩きを堪能中
短い稜線歩きはここまで。またまたあの長く急な道を下山。
この稜線が名残惜しい。

さて予想どおりの地獄の下り・・・・と思ってたら、案外調子よく歩いてますな。

この分なら早めにおりて今夜の温泉宿のリサーチに入れるね~なんて思ってたら、あと2時間くらいのところで妻の限界が突然やってきたようで。
まあそれでも筋肉をだましだまし、ゆっくり下りて昼過ぎには飯豊山荘に到着。
飯豊山荘の温泉に入って、山荘のおじさんからすいかをご馳走になったりして、温泉リサーチ。

とりあえず入山前に肉を食べたので、やっぱ海の幸だよね~と車を新潟方面に向ける。途中でネットリサーチしてとった温泉宿が大正解。瀬波温泉っていう新潟の北辺、村上市の温泉宿で最高のご馳走と地酒をいただきました。なんとここがあの〆張鶴の蔵元のある場所だったんだけど、〆張鶴でなくもう一つあるお薦めの酒蔵のやつ飲んでみた。これがまあ美味いのなんの。

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