金峰山の山頂近くの岩壁、千代の吹上で今まで4本ほどのクライミングをやってきた。この金峰山最大の岩壁群の全体像をつかむために、対岸あたりから見てみたい。よいビューポイントはないかと地図を見ていて発見した山。
地図には登山道も山名も記載されていないが、登山者たちのブログなどを見ると、「魔子の山」と紹介されている。
登山道もあって軽い山らしいので妻と行くのにちょうどよいかな。
登山口は瑞牆山荘の南へ少し行ったところ。山頂まできれいな踏み跡があって30分程度で登ることができる。
紅葉時期の連休とあって瑞牆山登山口の駐車場はいっぱい。
ちょうど魔子の山登山口あたりまで車が路駐されていた。
樹林の歩きやすい道がつけられている。
傾斜はところどころきつめになる。
樹林ごしに瑞牆山の岩峰がよく見える。金峰山方面も見えるが、樹林にさえぎられて全貌をつかむことはできない。
猛暑の影響か紅葉は例年ほどではないような。
急斜面も多い。
稜線に出て少し戻ったところにあるピークに「魔子」という標識。
ちょうど地図上の1700mポイントのようだ。
樹林ごしながら瑞牆山はよく見えている。
稜線を少し進むとこんどは魔子の山という標識。こっちが山頂なのかな?
北風が強くて寒いし、ここから引き返すこととする。
ここまで金峰山は樹林に隠れてよく見えなかった。
下山中、登山道をはずれて伐採跡のほうにトラバースしてみたら、金峰山方面がよく見えた。
左から鷹見岩、石塔岩、そして一番右手が千代の吹上のようだ。
千代の吹上は正面ではなく横からしか見えないので、登ったルートなどの特定はできなかった。
それにしても金峰山南面の枇杷窪沢、金山沢あたりを含む、雄大な斜面が少し色づいていて美しい。
2時間弱の軽いハイキングはおしまい。
妻の要望で、瑞牆山荘から塩川ダムに至る林道沿いで紅葉見学&撮影をしながら帰宅しました。