妻と行くテント泊登山も3回目。
前回の谷川岳や立山の人混みに辟易して、今回は静かそうな山域を選んだ。さらに週末は避けて平日登山。
静けさの代償はロープウェイで高度を稼いだりはしない、長く急な尾根歩き。
前夜は米沢市に泊まって米沢牛。
当日は飯豊山荘から丸森尾根を登って稜線を目指す。
コースタイムで6時間。かなりな急登らしい。しかも新潟は38度とかいう猛暑日。
どうなることやら。
しかも登山道はいきなり最初から本気の急登。
露出した木の根やら、岩やらをつかみつつぐいぐい登らされる。
ここまで急な登りがコンスタントに続く登山道はあまりないかも。飯豊ならではなのか、この道が特にそうなのか。でも道はよく整備されているし、足元も滑りにくく危険な感じはあまり感じず。ただひたすら暑くてつらい。
頼母木小屋は避難小屋だけど、夏の間は管理人が常駐していて、飲み物も売ってもらえるので早速ビールタイム。ここは採算度外視で新潟県が維持してくれているらしく、飲み物のお値段なんかもリーズナブル。
われわれのほかは避難小屋にひとり泊まっているだけなので、小屋の真ん前にテントを張り、散らかしっぱなしで、ベンチの上で宴会に食事と、やりたい放題。日本酒も買ってしまった。
ゆったりとしたいい時間を過ごします。
そして朝。雲海の向こうに浮かぶのが朝日岳。奥には月山も見える。
来た道を引き返す。頼母木小屋を振り返る。
さて予想どおりの地獄の下り・・・・と思ってたら、案外調子よく歩いてますな。
この分なら早めにおりて今夜の温泉宿のリサーチに入れるね~なんて思ってたら、あと2時間くらいのところで妻の限界が突然やってきたようで。
まあそれでも筋肉をだましだまし、ゆっくり下りて昼過ぎには飯豊山荘に到着。
飯豊山荘の温泉に入って、山荘のおじさんからすいかをご馳走になったりして、温泉リサーチ。
とりあえず入山前に肉を食べたので、やっぱ海の幸だよね~と車を新潟方面に向ける。途中でネットリサーチしてとった温泉宿が大正解。瀬波温泉っていう新潟の北辺、村上市の温泉宿で最高のご馳走と地酒をいただきました。なんとここがあの〆張鶴の蔵元のある場所だったんだけど、〆張鶴でなくもう一つあるお薦めの酒蔵のやつ飲んでみた。これがまあ美味いのなんの。