山岳巡礼倶楽部、赤沼の個人ブログ

投稿者: akanuma Page 1 of 8

山岳巡礼倶楽部のサイトを個人ページ化している犯人。
クライミングのために仕事と住む場所を選んで生きてきたけど、現在は東京在住でクライミングよりテニスに打ち込むおっさんと化している。

裏高尾・景信山~大久保山

妻と2人で裏高尾の名もない尾根を歩いて、高尾の「味はる」で焼き鳥食べてこようというプラン。
静かで辛すぎないルートがいいな。
小下沢から景信山に登り、登山道も標識もない大久保山経由の尾根歩きで下山しようということになった。
味はるオープンの午後3時から逆算し、日影バス停(小仏の手前)を10時頃のスタート。

関東地方は曇りで、場所によってはにわか雨の予報。
「よっぽど運が悪ければ雨に降られるかもね」なんて言ってたら、バスを降りたとたんの雨。

ぶつぶつ言いながらも雨具つけて歩いていたら間もなくやんできた。
小下沢沿いの林道に入るとすぐに木下沢梅林。
ちなみに小下沢も木下沢も「こげさわ」と読みます。
もともと「こげさわ」という音だけがあって、のちに二つの漢字がつけられたためどちらも正解なんだそう。
入園しないでも林道沿いに梅の花が見られますね。

小下沢沿いの林道を小一時間で、景信山に向かう登山道の分岐。ここから登山道に入ります。

小下沢の支流には今までに2回ほど来ているが、この登山道ははじめて。
支流沿いの道なのでクライミングのできそうな滝もあるかも?なんて興味も秘めつつ。
ところでこの小下沢の林道歩いている人たち。
人口自体多くはないんだけど、普通のハイカーよりはなんらかのマニアックな興味があって来ている人が多い印象。
林道入口あたりで鉄道の写真撮る人、蝶々の収集家、特殊な草木に出会いに来ている人・・・・あとはトレランの人たち。
もちろんちっぽけな滝を探して登ろうなんて私みたいな人種もマニアック系の一人なんでしょうね。

あ、今回は普通のハイキングでした。

先行はおばさま方2人。
でもまったく進まずあっちうろちょろ、こっちをうろちょろ。
追い抜きざまに聞くと草木の愛好家らしい。これは「よごれねこのめ」って言うんだって、教えてくれた。

こちらはこちらで、道中小さな滝があったので一応チェック。
まあわざわざ登りに来る価値もなさそうだけど、今度焼き鳥屋に行くときの口実に登ってみるのもありかもね。

沢沿いのわりとよく整備された道。


登山道が急になってくるとほどなく稜線。左の登山道表記のない尾根を行くと大久保山を経て小下沢の下流におりられる。まずは右の登山道から景信山を往復。

お昼過ぎに景信山山頂到着。おにぎり食べて一休みしたら来た道を戻る。

さっき稜線に出て来たところからが、登山道のない尾根。
でも相当はっきりと踏み跡がついてるみたい。
標識がないだけでほぼ登山道と同じレベル。
なんて思いながら歩いていたらトレランの人が抜いてった。
まあそれなりに知られていて、人が通ってるんですね。

景信山から30分程度で大久保山。
山頂標識あった。

気持ちのよい樹林の尾根歩き。踏み跡はしっかりとついている。

歩いてきた尾根の最後のピーク付近。
ここまでが景信山から1時間ほど。

ここから急坂をおりて、20分程度で小下沢の入り口付近に到着。

急な山腹の道をおりると小下沢下流、梅林の向かいあたりの工事現場にあたる。う回路を辿ると林道に飛び出す。

三連休初日とあって中央道の小仏峠あたりはまだ渋滞中。

大久保山の尾根道は結局1時間程度しかかからず、味はるオープンの3時までまだ一時間ほどあるぞ。
「あ!今日は春分の日。お彼岸じゃん!」。
おじいちゃん(妻の父)の墓は高尾駅から車で10分程度。
「ちょうどいいからお参りしてこよう!」。

てなわけでお参りしてきたらちょうど、味はるの開店時間。
「なんかおじいちゃんに墓参りに来いと呼ばれたみたいね~」とか話し合いながら焼き鳥やへ。

余談ですが、霊園から味はるに向かうタクシーの運転手さんが、
「あそここの間も登山者を送ったばかりですよ。有名店なんですかね?」
だって。
だいぶ人気が出ているみたいで、三時の開店直後に入ったのに席はほぼ満席。近くから電話しておいてよかった~。
お客さんは経験豊富そうな雰囲気の山屋ばっか。
行くなら予約していったほうがよさそうですよ。
ちなみに普通に美味しかった焼き鳥が、今回飛躍的に美味しくなっていた。まじめに修業していたらしいから効果が出たのかね。さすが。
妻も「店の雰囲気も山屋にしては常識人に見える(?)マスターもいい感じ!」だってさ。

伊勢&熊野古道(中辺路)

妻が熊野古道を歩いてみたいと言い出した。
それならまずはお伊勢参りをして、大好きな別宮も訪ねてから行こうというゆっくりプランで行きましょう。
熊野古道ははじめて。海外からのツーリストであふれかえる観光地をイメージしてたんだけど実際はどんなかね。
調べてみると熊野古道っていろんなルートがあるみたい。
一番山歩きらしい(?)大峯奥駆道は長くて大変そうだし、女人禁制の部分もあって面倒。

熊野本宮観光協会のサイトから画像をちょうだいしました。

熊野詣の中心は熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三社で、その順番にお参りするのが正道らしい。それらをつなぐ古道のなかでは本宮大社から那智大社をつなぐ中辺路(なかへち)というのが、杉の大木の下を歩くいい感じの山道みたい。
ルートの真ん中あたりには小口という部落があり、そこで一泊しての2日行程が一般的なようなので、日程を決めて小口の宿を予約してしまう。ここのキャンセル規定が結構厳しくて実質日程変更はもうないね。
そしたら中辺路2日行程の1日目がまさかの大雨。
幸い行程2日目は晴れ予報だったので、1日目は端折って小口の宿に泊まるところからスタート。2日目は予報通りのよい天気のなか那智大社までの道のりを歩いてきた。


東京から伊勢は高速使って4~5時間。その日のうちに伊勢神宮の外宮、内宮にお参り。日曜だったのでツーリストでごったがえしてるかと恐れていたけど、案外静かだった。
この日は伊勢市のホテル泊。

旅の2日目は個人的に大好きな伊勢の別宮、伊雑宮と瀧原宮にお参りしてから熊野古道近くの那智勝浦に入るプラン。

伊雑宮は静かでとても気持ちのよいところで、過去に何度かお参りしている。観光客はほとんどいなくて、神前で祝詞を奏上してしまうような本気の人と、パワースポット巡りとして来る人がぽつぽつてな感じ。
畏れ多いので写真は撮らず。
上の写真は近くの石神様。ここも清浄な気持ちよいところだった。

瀧原宮は伊雑宮の清浄さが際立つような雰囲気とうってかわって、広くて柔らかい気に満ちていて、こちらもお気に入り。

さて熊野に移動。
ところで途上、ランチのために立ち寄った道の駅「熊野ー板谷九郎兵衛の里」に掲示されていた九郎兵衛伝承がすごい!

本当は翌日、旅の3日目に那智大社から歩きはじめて、道中半ばの小口に泊まり、4日目で本宮大社までという2日プランだったけど、3日目が100%雨という予報だったのでプラン変更。
この日(旅の2日目)はまだ時間もあるし、天気もよいので、「熊野詣」の順番に従って、歩いて行くはずだった本宮大社へは車で参拝。

写真は熊野本宮大社の旧社地、大斎原(おおゆのはら)。
川の中州にあったここが元の熊野本宮だったが、明治時代の水害で水没したため今の丘の上に遷座されたのだとか。
ひらけた雰囲気がとても好き。

熊野速玉大社。
最近どこへ行っても自撮り棒が活躍中。
2日目は那智勝浦のビジネスホテル泊。

さて3日目は予報通り雨。
翌4日目は那智勝浦の料理がおいしいと評判の温泉宿を予約していて夕食には絶対に遅刻したくない。

4日目は小口から那智大社まで歩く予定で、那智大社から那智勝浦は車で20~30分程度。料理宿に夕食前に間違いなく到着するために、まずは那智大社の駐車場に車をデポ。
バスで那智勝浦に戻り雨の中、電車とバスを乗り継いで小口の宿に入る作戦。(上の写真は紀伊勝浦駅。前夜はうしろに見えてるビジネスホテルに宿泊。外観はいまいちだけど良いホテルでした。)

4日目。
いよいよ熊野古道中辺路の一部を歩く日。
小口自然の家という昭和57年に廃校となった中学校の校舎を再利用した宿を出発。
この日の宿泊客は日本人5名、中国人(台湾?)7名、欧米人4名。
なんか熊野古道を歩く人たちの組成がわかるような。
でも小口には英語サイトでしか情報がでないような民泊施設が多くあり、海外ツーリストはこちらに固まっているのかも。

小口自然の家でお弁当もらって出発。

道はよく整備されていて歩きやすい。
針葉樹に囲まれた雰囲気は想像どおり。

道中にはお地蔵さん、祠などの遺構が多い。
なんか歌碑みたいのもいっぱい立ってた。

大雲取越というところを越えるともう後半。
紀伊の海が見えてきた。

那智高原自然公園というひらけたところで山道はほぼ終わり。
道中すごいジェット音みたいのが聞こえて、そういえば近くの串本町でロケットの打ち上げ予定があったな~、その音か?!と上空をきょろきょろ。
でも実際その日は打ち上げが中止になっていて、ジェット音は那智の滝の轟音だったと思われる。

那智高原自然公園からはのどかな道を下りて行く。

最後の長い石段をおりていくとまもなく那智大社。

那智大社に到着。
那智の滝をバックに記念撮影。

某クライマーがこの滝を登って問題になってたけど、自分も登攀ラインを目で追ってしまうのよ。クライマーの性ですな。

那智大社にお参りしたらデポしてある車に乗って料理旅館へ!

なかなかに楽しい山歩きの時間でした。

料理のおいしい温泉旅館で打ち上げ。
料理も温泉も最高。

さて旅の5日目。
妻は、那智勝浦から小口に移動のときに電車から見た海がとても綺麗だったので、その辺を歩いてみたいと言う。
プランニングは妻におまかせ。
宿から海沿いに伊勢よりに少し行ったところの宇久井という地域を散策。
環境省宇久井ビジターセンターなる施設の手前に車を停めて散策。
小さな半島の突端に灯台があったり、そこを含めて遊歩道が縦横に走っている。

熊野古道と違って広葉樹が多い。樹間にエメラルドグリーンの海が広がってなかなか感動的。

遊歩道をはずれて踏み跡をたどると海上保安庁とかかれた小さな灯台。
アドベンチャーな道で妻も楽しかったらしい。

宇久井ビジターセンターに帰って来ると時刻は11時。
あ!この近く串本町でのロケット打ち上げは今日に延期されて今頃再打ち上げの予定だったはず!
空を見上げるとまさにロケットが飛んでいくところ。
ロケット~と大騒ぎしていると、ビジターセンターの職員さんも出てきて空を見上げておりました。
でもこのあたりでミッション達成困難と判断したらしく、ロケットは解体して落ちたんだって。

このあとは海辺を散策したりしてからまっすぐに帰宅いたしました。

燕岳・合戦尾根

言わずと知れた北アルプス入門の人気ルート。
妻と行ってきました。

人の多い山には行きたくない私と、定評ある絶景を眺めたい妻の希望は矛盾していますが、前夜車中泊での早朝出発、平日行動、そして燕山荘の個室泊まりという3つの対策を講じたうえでの決行となりました。
燕山荘でのランチは生ビール大とおでんつきという条件も加わります。

合戦小屋に近づくと大天井岳が見えてくる。

主稜線が近づいてきた。

燕山荘までもう少し。

登山口から約5時間で燕山荘到着。

平日とはいえ駐車場のスペースはもうわずかで、「登山者やっぱ多いよな~」と前途が不安だったものの、ここまではだいたい自分たちのペースで歩くことができた。

そして主稜線にあがったとたん眼前に広がる光景にひとしきり大騒ぎ。
天気予報がいまいちで、「小屋キャンセルして温泉行っちゃおうか~」なんて小屋の予約取り消しボタンを押しかけていたんだけど、登って来てよかった、よかった。

それにしても大してつらくなかったな。妻もそう言ってるし。
道がよく整備されているしコースタイムも甘めなんでしょうね。

燕山荘に荷物を置いて燕岳に向かう。(写真は燕岳への道から燕山荘方面を振り返ったところ)ちなみに燕山荘オーナーの赤沼さんと私はただの同姓。なんの縁もありません。

立ち止まっては風景を見渡しながらの遊び歩き。

山頂は人であふれているので、手前の岩峰に登って記念の自撮り。

だって山頂はこんななんだもん。

山頂がすいたタイミングを見計らってもう一枚。そこにいたおねえさんが撮ってくれました。

燕山荘に帰ったらちょうどお昼時。
なんか気分だけで生ビール大を注文したけど、これ飲んだらおなかがぱんぱん。

メインイベントの晩御飯までかなり時間があるので、小屋まわりをうろちょろ。夕方の光加減が心地よいね。

妻、ブロッケンに入る。

裏銀座に沈みゆく太陽を見ているうちに寒くなってきた。

燕山荘の飯は結構おいしかった。またまた酒飲んで、一夜明けて、今日は帰るだけ。私としてはさんざん通ってまだ登れていない岩壁のある、因縁の有明山が見えて少し嬉しい。(余談ですが、若いころルート開拓してね、あと1ピッチくらいのところでビバークして、翌朝ルート開拓終わらせて帰ろうとしていたんだけど、なぜかパートナーと早くおりて酒飲もうという話になり、結局最後まで登らなかったというわけのわからんエピソードあり。)

というわけで因縁の有明山とのツーショット。

くだりの苦手な妻もここまで整備された道だとさっさか歩けるらしい。

それにしても金曜の下山で、登ってくる人多数。
狭いところで登る人を待ってるうちに後ろに人がたまってくるし。
妻は私が「こんなミーハールート来るんじゃなかった!」とか言って怒り出すんでないかとひやひやしていたらしいが、私はまわりの状況見て、後ろの人たちとの距離感なんかも考慮しつつ下っているうちに「マネジメントゲーム」がなんだか楽しくなってきてしまい・・・・なぜか割とご機嫌に歩いておりました。

そしてさすがのメジャールート。
友人がガイドとして率いるツアーと二組も遭遇して、いちいち立ち話なんぞもしながらの下山。

くだりはすれ違いに時間を使ったものの3時間かからず下山。

今宵の宿は白骨温泉に予約してきたんだけど、まだお昼前じゃん。

わりと知られたしゃくなげの湯ですっきりしたら近くで蕎麦屋探し。
たまたま入ったここがとても美味しかった。
なんかよさげな日本酒メニューも充実していて、今度はしゃくなげの湯の近くに宿をとって、ここに飲みにこようと心に刻みつつ。

んで、2日目のメインイベント。白骨温泉で打ち上げでした。

保護中: 高井戸山登り部「金峰山」

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黒斑山(くろふやま)

妻との登山。
雪山初心者が気楽に歩ける山のひとつとして登ってみることにした。
今まで登ってきたいろんな山から浅間山が見えていた。
だから浅間山に登れば今まで登って来た山々がすべて見える?
まあ浅間山自体は噴煙吐いてて登れないので、外輪山の黒斑山に行くわけで、どんな景色が広がるやらいまいち想像もできないんだけど。

浅間山の南西、小諸市から北上して標高1973mの車坂峠までドライブ。黒斑山はここからほぼ東方向。平日なのに登山者もちらほらいて、トレースもばっちり。

雪の結晶(みたいの)がキラキラしていて綺麗だから写真を撮れという妻。手袋してるとiPhoneの操作が面倒なんで、デジカメ持ってる私が主に撮影担当になるらしい。


雪をのっけた樹林越しに見えるのは昨年登った四阿山(あずまやさん)ではないだろうか・・・・。

小一時間で浅間山が見えた。
樹のうえに雪がついた森がきれい。

フリースのうえにウィンドブレーカーで、歩くにはちょうどいいくらい。

踏み固められたトレースは歩きやすいし、天気がよくて風も弱い。
最高の登山日和なんだけど、PM2.5が飛んでいるらしく、展望はいまいちでした。

クライマーとしては岩場が気になる。

トーミの頭手前の登り。

ここまで来たら黒斑山まではすぐ。

黒斑山への稜線。

いつもの自撮りのつもり。山頂標識が入ってなかった~。

誰かが置いてった雪だるま。小さな雪庇ごしに木の上に置いてあるよ。結構危険なおもいをして置いたんじゃないかな。てか危険を把握してなかった?

アイゼン履いての歩きもだいぶ慣れてきたみたい。

魔子の山

金峰山の山頂近くの岩壁、千代の吹上で今まで4本ほどのクライミングをやってきた。この金峰山最大の岩壁群の全体像をつかむために、対岸あたりから見てみたい。よいビューポイントはないかと地図を見ていて発見した山。

地図には登山道も山名も記載されていないが、登山者たちのブログなどを見ると、「魔子の山」と紹介されている。
登山道もあって軽い山らしいので妻と行くのにちょうどよいかな。

千代の吹上は金峰山頂上部の南面。魔子の山は位置的に、千代の吹上を真正面からは見られない。

登山口は瑞牆山荘の南へ少し行ったところ。山頂まできれいな踏み跡があって30分程度で登ることができる。

登山口あたりは伐採中でひらけている。

紅葉時期の連休とあって瑞牆山登山口の駐車場はいっぱい。
ちょうど魔子の山登山口あたりまで車が路駐されていた。

樹林の歩きやすい道がつけられている。
傾斜はところどころきつめになる。

樹林ごしに瑞牆山の岩峰がよく見える。金峰山方面も見えるが、樹林にさえぎられて全貌をつかむことはできない。

猛暑の影響か紅葉は例年ほどではないような。

急斜面も多い。

稜線に出て少し戻ったところにあるピークに「魔子」という標識。

ちょうど地図上の1700mポイントのようだ。

樹林ごしながら瑞牆山はよく見えている。

稜線を少し進むとこんどは魔子の山という標識。こっちが山頂なのかな?

北風が強くて寒いし、ここから引き返すこととする。

ここまで金峰山は樹林に隠れてよく見えなかった。
下山中、登山道をはずれて伐採跡のほうにトラバースしてみたら、金峰山方面がよく見えた。
左から鷹見岩、石塔岩、そして一番右手が千代の吹上のようだ。

千代の吹上は正面ではなく横からしか見えないので、登ったルートなどの特定はできなかった。

それにしても金峰山南面の枇杷窪沢、金山沢あたりを含む、雄大な斜面が少し色づいていて美しい。

2時間弱の軽いハイキングはおしまい。

妻の要望で、瑞牆山荘から塩川ダムに至る林道沿いで紅葉見学&撮影をしながら帰宅しました。

立山連峰ー奥大日岳ほか

昨年(2023年)8月に妻と立山本峰に行ってきた。
天気に恵まれ楽しい山登りではあったが、夏休みとあって黒部立山アルペンルートはもちろん、登山道まで人であふれかえっていた。
私「立山本峰はもう登ったから、この周辺はもうこれで最後ね!」
妻「あの稜線を大日岳まで歩いてみたい!」
てなやりとりの結果、これが最後の(はずの)立山観光登山。

さて今年は夏休み明け、9月の入山。
雷鳥沢でのキャンプには(やはり人混みのせいで)よい思い出がないので、今回は雷鳥荘を予約。
初日は信濃大町からアルペンルートを経由して、浄土山、龍王岳を往復してから雷鳥荘に入る。
2日目に奥大日岳を往復してまたアルペンルートから下山。
そして信濃大町の温泉宿で打ち上げというプラン。

いつものように北杜市の家に前泊して、早朝出かけようと計画していた。
でもふと思うところがあって、信濃大町で宿泊施設(ゲストハウス?)をはじめたアッコちゃんと連絡をとったら「おいでおいで~」と言ってくれたので、予定変更して夜10時過ぎにそちらに到着。

アッコちゃんこと中江明子さんは今や古いクライミング仲間のひとり。
バックカントリースキーの名手で登山ガイド。
結構やばい系のスキー登山(滑降?)のガイド業で活躍しているなと思っていたら、今年(2024年)1月から信濃大町で宿泊施設を始めた。オーナーであるアッコちゃんのこだわりがつまった、素敵な新築の建物だ。
アッコちゃんは北杜市のわが家にはよく遊びに来てくれていて、妻とも仲良し。
「ぜひ二人でうちにも泊まりに来て~」と言ってくれていたのだ。

いつもガイド業やらなんやらで忙しそうだし、いるかどうかもわからんので遠慮して温泉旅館なんぞ予約していたんだけど、さすがに信濃大町まで行って素通りはないんじゃないか・・・・と連絡してみたんだけど。

「もし大町来て素通りなんて水臭いことしていたら、私もう赤沼さんと連絡とるのやめていたかも!」と。
やっぱり・・・来てよかったわ~

アッコちゃんのゲストハウス「OMACHI BASE」@信濃大町

夜10時についてからのおしゃべりは1時近くまで続き、朝はアッコちゃん手作りのおいしいご飯をいただいてからの出発。

前回人混みで辟易したアルペンルートは割と順調にこなし、室堂。
早く着いたので、ターミナルに荷物の一部をデポして浄土山に向かう。

室堂ターミナルをあとに浄土山への石畳から登山道に。
予報では晴れだったけど、全体にガスがかかっていて展望はいまいち。

ガスの中をホシガラスが飛び交っている。
登山道にもホシガラスの食べ散らかしたハイマツの実が落ちていて、おこぼれをもぐもぐしながら歩く。

浄土山は山頂がよくわからない。山頂標識見つからないし、山頂らしい方向への標識にはただ「行き止まり」とか書いてあるし。
もしかして宗教上の理由かなんかで行ってほしくない?
だいたい浄土山の山頂あたりに立つと、先には龍王岳の雄姿がガスの合間にのぞく。ついでに行ってしまおう。

龍王岳山頂まではわりとすぐ。
北側の景色が見えるかとガスの晴れるのをしばらく待つがなかなか晴れず。

あちらこちらに雷鳥。ほんっと警戒心ないやつら。

室堂に下山して、デポ回収して、雷鳥荘へ。

雷鳥荘は温泉の噴煙のなか。大丈夫なんか?
ガイドでよく来るアッコちゃんもここがお薦めで常宿にしているとのこと。なるほど食事は山小屋にしてはかなり美味しいし、なにせ温泉が最高でした。

雷鳥荘のカフェ(バー?)が素敵でちょっと飲み過ぎた翌朝。
まあまあ早起きして出かけます。雷鳥沢キャンプ場から奥大日岳への登山道。

しばらく木道を歩く。

稜線に出るころにはガスがだいぶ晴れてきた。

剣岳

登って来た稜線を振り返る。

眼前に広がる展望に感動して写真を撮りまくる。

奥大日岳山頂。
大日岳への稜線は長いし、下っているし、今日はここまで。妻も十分満足して「ここから下界に降りたくなくて困った!」を連発。

雷鳥荘のお弁当。

下山中の遠望。遠くに槍やら笠やら。

槍ヶ岳

立山本峰方面

剣岳を背負って下山中

登って来た奥大日岳を振り返る。

雷鳥荘でデポ回収して、団体客で混みこみのアルペンルートをおりて、予約していた温泉宿。いつもはちょっと鄙びた料理の美味い温泉宿を探すんだけど、大町周辺では大型商業ホテルしかとれなかった。昭和の匂い漂う大型ホテルで打ち上げ。

翌朝は再度アッコちゃんのゲストハウスに立ち寄り、おしゃべりの嵐。女ふたりのトークが炸裂して私はあまり口をはさめなかった。

パクチーの花。

最後にOMACHI BASEについて少しだけご紹介しておきます。
詳細はアウトドアガイドをやっているEpic Japanのウェブサイトに記載があります。

公共交通機関で後立山あたりの山登りをしたい人には最高。
信濃大町駅までの送迎のほか、鹿島槍や爺が岳、立山(扇沢)など登山口への送迎もしてくれます。つまり電車で行って、登山口に送ってもらって、縦走して別の登山口でピックアップしてもらうなんてことができちゃうわけ。下山後温泉に落として、またあとで回収!なんてこともたまにはあるらしい。(どこまでやってもらえるかは要相談ですよ。当然)
2人部屋が3つあって部屋あたり20,000円~28,000円。手作りのおいしい朝ごはん付き。リクエストすれば3,500円から晩御飯のサービスも。外食も歩き圏内でできるみたいですよ。
あとここだけの話、とてもフレンドリーなアッコちゃんのバックカントリースキーの数々の武勇伝とか、ガイド業の裏側とか、ヨセミテでクライミング中に落ちて歯がみんな折れてしまった話とか・・・・いろいろ聞けるチャンスもあるかも。(妻とはインテリアの話とかでやたら盛り上がってた。)




日川・曲り沢

日川・曲り沢は小金沢連嶺の南端近く、滝子山の西方にある沢で、水の中をバシャバシャ歩くお楽しみ沢(デート沢)として有名らしい。
妻の登山ステップアップのひとつの段階として、今回がはじめての沢登り。沢靴、沢用靴下、沢用スパッツと新調してのデビューにこの沢を選んだ。
まずは水の中を歩く楽しみを知ってもらおうという作戦。
登山スタイルに沢登りが加わることで、人でごったがえした山小屋やテントを利用する有名山岳の縦走登山を避けるチャンスができるかなというのもありますな。

こういう地域らしい。

景徳院の駐車場をお借りして、ここからスタート。

曲り沢沿いの林道を小一時間でそれとわかる入渓点。新しい沢靴に履き替えます。

沢屋ファッションに身を固めて歩き始め。
水の中を積極的に歩く感覚が楽しいようで。
膝より上まで水に入ることもなく、大きな滝もなく、たまにナメも出てきて、渓相もよし。
古いロープをちょんぎって持ってきましたが、沢では落ちたら怪我しそう?てなところで2回出しただけ。
小さな滝だけど落ちると怪我しそうなのでロープで確保。
平凡だけどきれいな沢。ときおりナメ地帯となる。思ったよりも長くて途中から疲れと飽きが・・・
早くも沢歩きに慣れてきたかも。
なかなか美しいナメがでてきます。

ところで沢の砂の部分がきらきら光ってるのはなに?
どうやら砂金らしい。

なんだか至るところに砂金があるようで、小さな金色の粒が確認できます。
孫に見せたい~と少しばかり泥と一緒に袋にいれて持ち帰りました。

それにしても思ったよりも長い沢。
源頭部に近づきましたが、GPSを確認すると稜線まではまだまだあるし。
てことで下山ルートに予定している右の尾根に向かって支流に入ってしまうことにしました。

支流はすぐに水が枯れ、急な斜面に囲まれた。

沢よりも最後の草付き、木登りでロープが活躍。でもロープさえつけておけば怖くはないらしく、ぜいぜい言いながらもすっきりと登ってきます。

そろそろ疲れ果ててきたところ。


ロープ3~4回出したらだんだん傾斜も落ちてきてすぐに稜線。松の落ち葉に覆われた歩きやすい登山道。

気持ちのよい稜線に出ました。
最高到達地点で記念撮影。

アプローチシューズに履き替え、歩きやすい登山道を下山。

下山途中のピーク。

沢におりる近道もありましたが、遠くても歩きやすい登山道が歩きたい!というので少し遠回りして下山します。

栗沢山

八ヶ岳南麓のわが家付近から見える、目立った山は全部踏んでやろう作戦(そんなんやってたか?)も最終段階。
ちなみにすでに踏みつけた山たちは・・・
編笠山、赤岳、権現岳、飯盛山、瑞牆山、金峰山、旭山、斑山、黒富士、金ヶ岳、茅ヶ岳、北岳、甘利山、千頭星山、鳳凰三山、甲斐駒が岳、日向山、鋸岳、入笠山あたり。最後に残ったのが、わりかしマイナーだけど大物のアサヨ峰。

8月に入ってようやく山の天気も安定したっぽいので、行ってみることにした。


早起きして仙流荘からバス。
北沢峠の長衛荘のテント場から登山道が始まります。

北沢峠を過ぎると人がぐっと減って静かな山歩き。登山道はよく整備されてるけど傾斜はきつい。

しばらく歩くと視界がひらけて仙丈ヶ岳。

甲斐駒ヶ岳。何度見ても神々しい。

栗沢山山頂付近に達すると北岳が姿を現す。

鋸岳の特異なピークが遠望できたので、デジカメの望遠で撮影してみた。

栗沢山山頂手前からアサヨ峰に続く稜線が見渡せる。

栗沢山山頂の直前のピーク

我が家から見える甲斐駒が岳、左のスカイラインが格好いいので、と登った摩利支天の岩壁を真正面から見られて興奮気味。

栗沢山山頂。

ここまで景色を眺めすぎて?思ったよりも時間を使ってしまった。
計算してみたらアサヨ峰まで行くのはちょっとつらそうだったので、栗沢山を最終として引き返すことにします。ここまで北沢峠からの尾根の直登ルートを来たので、仙水峠を通って帰る別ルートで下山することにします。

急な岩稜の下山

栗沢山を振り返る

午後になると甲斐駒が岳はガスに巻かれ始めますね。

仙水峠からは岩ゴロゴロの斜面

沢筋の道を行くとまもなく北沢峠に下山です。

鎌倉街道散策ー檜峠

梅雨明けも迫って、山行きたい虫がうずいてきた妻。
白神岳か日光白根か登って、温泉泊まって・・・と計画してたんだけど、山の天気予報はいまいち。
ちゃんと歩く山はあきらめて、信州・梓川から飛騨・平湯に抜ける鎌倉古道の一部でも歩いてくるかとドライブ旅行。

【アルプス越えの鎌倉街道】概要については下記参照ください。
第一弾 祠峠に鎌倉街道を想う。
第二弾 檜峠
第三弾 アルプス越えの鎌倉街道ー池尻砦

祠峠や檜峠の、今まで行ってない側に車でアプローチしてみたが、道が悪かったり暗かったりでそそられず、第二弾、檜峠のコースをもう一度歩いてみることにした。

沢渡バスターミナルの向かい側にある林道を入る。
すぐに沢渡あたりの喧噪は足下となり、静かな道。
ダートの道を登って行けば檜峠まで行けるけど、今日は歩きたいので途中の草むらに車を突っ込んで、そこから歩くことに。

春先に来た時よりもやはり草が伸びてます。

一時間ほどの歩きで檜峠に到着

梓川沿いの国道がなかったころは、この峠を越えて白骨温泉に行っていたらしい。白骨温泉への道(今は廃道)をトレースしようかと思ったんだけど、今は熊狩りエリアとなっているらしく、何かと危険そうなのでやめた。

檜峠の北東に檜峠山というのがあるらしく、登山道はないけど尾根伝いに行ってみよう。

うっすらと踏み跡はある。

気持ちのよい樹林をとぎれとぎれの踏み跡を登っていくが・・・
どうも直近の先行者がいるらしい。
丸い足跡で、5本指・・・・熊さんかな?
同じ踏み跡を歩いてますな。

熊鈴、笛、匂い袋(クマヲボル)、スプレー、それに太いストック・・・と完全武装しているしと進もうとしたら、
「もし熊に会ったら絶対守ってくれるのね!」と妻。
いや絶対なんてありえないし・・・・
ま、下るか。というわけですぐ檜峠に戻って。

樹間に焼岳を遠望

檜峠からの下りは約40分。お昼前に終わってしまった。

以前に行って美味しかった奈川のとうじそばを食べに行こう!

奈川・とうじそばの仙洛。
あまりの美味しさに写真撮るの忘れて完食。
仕上げの雑炊まで食べきってお腹ぱんぱん。

帰りに買った松本ハイランド(波田)すいか

そばで腹いっぱいのところ、すいかまで食べてしまってちょっと胃の調子が・・・・

ご近所さんや、北杜市在住クライマーのエリサさんにもおすそ分け・・・というか、食べきれないので押し付けた。

エリサさんがくれたビールが美味しくて、また七輪など持ち出して・・・

こんなことになって。

締めは登山用にコンビニで買ったおにぎりの残りを焼いて食べました。これかなりいけるね~でも食いすぎ。

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