山岳巡礼倶楽部、赤沼の個人ブログ

投稿者: akanuma Page 1 of 7

山岳巡礼倶楽部のサイトを個人ページ化している犯人。
クライミングのために仕事と住む場所を選んで生きてきたけど、現在は東京在住でクライミングよりテニスに打ち込むおっさんと化している。

魔子の山

金峰山の山頂近くの岩壁、千代の吹上で今まで4本ほどのクライミングをやってきた。この金峰山最大の岩壁群の全体像をつかむために、対岸あたりから見てみたい。よいビューポイントはないかと地図を見ていて発見した山。

地図には登山道も山名も記載されていないが、登山者たちのブログなどを見ると、「魔子の山」と紹介されている。
登山道もあって軽い山らしいので妻と行くのにちょうどよいかな。

千代の吹上は金峰山頂上部の南面。魔子の山は位置的に、千代の吹上を真正面からは見られない。

登山口は瑞牆山荘の南へ少し行ったところ。山頂まできれいな踏み跡があって30分程度で登ることができる。

登山口あたりは伐採中でひらけている。

紅葉時期の連休とあって瑞牆山登山口の駐車場はいっぱい。
ちょうど魔子の山登山口あたりまで車が路駐されていた。

樹林の歩きやすい道がつけられている。
傾斜はところどころきつめになる。

樹林ごしに瑞牆山の岩峰がよく見える。金峰山方面も見えるが、樹林にさえぎられて全貌をつかむことはできない。

猛暑の影響か紅葉は例年ほどではないような。

急斜面も多い。

稜線に出て少し戻ったところにあるピークに「魔子」という標識。

ちょうど地図上の1700mポイントのようだ。

樹林ごしながら瑞牆山はよく見えている。

稜線を少し進むとこんどは魔子の山という標識。こっちが山頂なのかな?

北風が強くて寒いし、ここから引き返すこととする。

ここまで金峰山は樹林に隠れてよく見えなかった。
下山中、登山道をはずれて伐採跡のほうにトラバースしてみたら、金峰山方面がよく見えた。
左から鷹見岩、石塔岩、そして一番右手が千代の吹上のようだ。

千代の吹上は正面ではなく横からしか見えないので、登ったルートなどの特定はできなかった。

それにしても金峰山南面の枇杷窪沢、金山沢あたりを含む、雄大な斜面が少し色づいていて美しい。

2時間弱の軽いハイキングはおしまい。

妻の要望で、瑞牆山荘から塩川ダムに至る林道沿いで紅葉見学&撮影をしながら帰宅しました。

立山連峰ー奥大日岳ほか

昨年(2023年)8月に妻と立山本峰に行ってきた。
天気に恵まれ楽しい山登りではあったが、夏休みとあって黒部立山アルペンルートはもちろん、登山道まで人であふれかえっていた。
私「立山本峰はもう登ったから、この周辺はもうこれで最後ね!」
妻「あの稜線を大日岳まで歩いてみたい!」
てなやりとりの結果、これが最後の(はずの)立山観光登山。

さて今年は夏休み明け、9月の入山。
雷鳥沢でのキャンプには(やはり人混みのせいで)よい思い出がないので、今回は雷鳥荘を予約。
初日は信濃大町からアルペンルートを経由して、浄土山、龍王岳を往復してから雷鳥荘に入る。
2日目に奥大日岳を往復してまたアルペンルートから下山。
そして信濃大町の温泉宿で打ち上げというプラン。

いつものように北杜市の家に前泊して、早朝出かけようと計画していた。
でもふと思うところがあって、信濃大町で宿泊施設(ゲストハウス?)をはじめたアッコちゃんと連絡をとったら「おいでおいで~」と言ってくれたので、予定変更して夜10時過ぎにそちらに到着。

アッコちゃんこと中江明子さんは今や古いクライミング仲間のひとり。
バックカントリースキーの名手で登山ガイド。
結構やばい系のスキー登山(滑降?)のガイド業で活躍しているなと思っていたら、今年(2024年)1月から信濃大町で宿泊施設を始めた。オーナーであるアッコちゃんのこだわりがつまった、素敵な新築の建物だ。
アッコちゃんは北杜市のわが家にはよく遊びに来てくれていて、妻とも仲良し。
「ぜひ二人でうちにも泊まりに来て~」と言ってくれていたのだ。

いつもガイド業やらなんやらで忙しそうだし、いるかどうかもわからんので遠慮して温泉旅館なんぞ予約していたんだけど、さすがに信濃大町まで行って素通りはないんじゃないか・・・・と連絡してみたんだけど。

「もし大町来て素通りなんて水臭いことしていたら、私もう赤沼さんと連絡とるのやめていたかも!」と。
やっぱり・・・来てよかったわ~

アッコちゃんのゲストハウス「OMACHI BASE」@信濃大町

夜10時についてからのおしゃべりは1時近くまで続き、朝はアッコちゃん手作りのおいしいご飯をいただいてからの出発。

前回人混みで辟易したアルペンルートは割と順調にこなし、室堂。
早く着いたので、ターミナルに荷物の一部をデポして浄土山に向かう。

室堂ターミナルをあとに浄土山への石畳から登山道に。
予報では晴れだったけど、全体にガスがかかっていて展望はいまいち。

ガスの中をホシガラスが飛び交っている。
登山道にもホシガラスの食べ散らかしたハイマツの実が落ちていて、おこぼれをもぐもぐしながら歩く。

浄土山は山頂がよくわからない。山頂標識見つからないし、山頂らしい方向への標識にはただ「行き止まり」とか書いてあるし。
もしかして宗教上の理由かなんかで行ってほしくない?
だいたい浄土山の山頂あたりに立つと、先には龍王岳の雄姿がガスの合間にのぞく。ついでに行ってしまおう。

龍王岳山頂まではわりとすぐ。
北側の景色が見えるかとガスの晴れるのをしばらく待つがなかなか晴れず。

あちらこちらに雷鳥。ほんっと警戒心ないやつら。

室堂に下山して、デポ回収して、雷鳥荘へ。

雷鳥荘は温泉の噴煙のなか。大丈夫なんか?
ガイドでよく来るアッコちゃんもここがお薦めで常宿にしているとのこと。なるほど食事は山小屋にしてはかなり美味しいし、なにせ温泉が最高でした。

雷鳥荘のカフェ(バー?)が素敵でちょっと飲み過ぎた翌朝。
まあまあ早起きして出かけます。雷鳥沢キャンプ場から奥大日岳への登山道。

しばらく木道を歩く。

稜線に出るころにはガスがだいぶ晴れてきた。

剣岳

登って来た稜線を振り返る。

眼前に広がる展望に感動して写真を撮りまくる。

奥大日岳山頂。
大日岳への稜線は長いし、下っているし、今日はここまで。妻も十分満足して「ここから下界に降りたくなくて困った!」を連発。

雷鳥荘のお弁当。

下山中の遠望。遠くに槍やら笠やら。

槍ヶ岳

立山本峰方面

剣岳を背負って下山中

登って来た奥大日岳を振り返る。

雷鳥荘でデポ回収して、団体客で混みこみのアルペンルートをおりて、予約していた温泉宿。いつもはちょっと鄙びた料理の美味い温泉宿を探すんだけど、大町周辺では大型商業ホテルしかとれなかった。昭和の匂い漂う大型ホテルで打ち上げ。

翌朝は再度アッコちゃんのゲストハウスに立ち寄り、おしゃべりの嵐。女ふたりのトークが炸裂して私はあまり口をはさめなかった。

パクチーの花。

最後にOMACHI BASEについて少しだけご紹介しておきます。
詳細はアウトドアガイドをやっているEpic Japanのウェブサイトに記載があります。

公共交通機関で後立山あたりの山登りをしたい人には最高。
信濃大町駅までの送迎のほか、鹿島槍や爺が岳、立山(扇沢)など登山口への送迎もしてくれます。つまり電車で行って、登山口に送ってもらって、縦走して別の登山口でピックアップしてもらうなんてことができちゃうわけ。下山後温泉に落として、またあとで回収!なんてこともたまにはあるらしい。(どこまでやってもらえるかは要相談ですよ。当然)
2人部屋が3つあって部屋あたり20,000円~28,000円。手作りのおいしい朝ごはん付き。リクエストすれば3,500円から晩御飯のサービスも。外食も歩き圏内でできるみたいですよ。
あとここだけの話、とてもフレンドリーなアッコちゃんのバックカントリースキーの数々の武勇伝とか、ガイド業の裏側とか、ヨセミテでクライミング中に落ちて歯がみんな折れてしまった話とか・・・・いろいろ聞けるチャンスもあるかも。(妻とはインテリアの話とかでやたら盛り上がってた。)




日川・曲り沢

日川・曲り沢は小金沢連嶺の南端近く、滝子山の西方にある沢で、水の中をバシャバシャ歩くお楽しみ沢(デート沢)として有名らしい。
妻の登山ステップアップのひとつの段階として、今回がはじめての沢登り。沢靴、沢用靴下、沢用スパッツと新調してのデビューにこの沢を選んだ。
まずは水の中を歩く楽しみを知ってもらおうという作戦。
登山スタイルに沢登りが加わることで、人でごったがえした山小屋やテントを利用する有名山岳の縦走登山を避けるチャンスができるかなというのもありますな。

こういう地域らしい。

景徳院の駐車場をお借りして、ここからスタート。

曲り沢沿いの林道を小一時間でそれとわかる入渓点。新しい沢靴に履き替えます。

沢屋ファッションに身を固めて歩き始め。
水の中を積極的に歩く感覚が楽しいようで。
膝より上まで水に入ることもなく、大きな滝もなく、たまにナメも出てきて、渓相もよし。
古いロープをちょんぎって持ってきましたが、沢では落ちたら怪我しそう?てなところで2回出しただけ。
小さな滝だけど落ちると怪我しそうなのでロープで確保。
平凡だけどきれいな沢。ときおりナメ地帯となる。思ったよりも長くて途中から疲れと飽きが・・・
早くも沢歩きに慣れてきたかも。
なかなか美しいナメがでてきます。

ところで沢の砂の部分がきらきら光ってるのはなに?
どうやら砂金らしい。

なんだか至るところに砂金があるようで、小さな金色の粒が確認できます。
孫に見せたい~と少しばかり泥と一緒に袋にいれて持ち帰りました。

それにしても思ったよりも長い沢。
源頭部に近づきましたが、GPSを確認すると稜線まではまだまだあるし。
てことで下山ルートに予定している右の尾根に向かって支流に入ってしまうことにしました。

支流はすぐに水が枯れ、急な斜面に囲まれた。

沢よりも最後の草付き、木登りでロープが活躍。でもロープさえつけておけば怖くはないらしく、ぜいぜい言いながらもすっきりと登ってきます。

そろそろ疲れ果ててきたところ。


ロープ3~4回出したらだんだん傾斜も落ちてきてすぐに稜線。松の落ち葉に覆われた歩きやすい登山道。

気持ちのよい稜線に出ました。
最高到達地点で記念撮影。

アプローチシューズに履き替え、歩きやすい登山道を下山。

下山途中のピーク。

沢におりる近道もありましたが、遠くても歩きやすい登山道が歩きたい!というので少し遠回りして下山します。

栗沢山

八ヶ岳南麓のわが家付近から見える、目立った山は全部踏んでやろう作戦(そんなんやってたか?)も最終段階。
ちなみにすでに踏みつけた山たちは・・・
編笠山、赤岳、権現岳、飯盛山、瑞牆山、金峰山、旭山、斑山、黒富士、金ヶ岳、茅ヶ岳、北岳、甘利山、千頭星山、鳳凰三山、甲斐駒が岳、日向山、鋸岳、入笠山あたり。最後に残ったのが、わりかしマイナーだけど大物のアサヨ峰。

8月に入ってようやく山の天気も安定したっぽいので、行ってみることにした。


早起きして仙流荘からバス。
北沢峠の長衛荘のテント場から登山道が始まります。

北沢峠を過ぎると人がぐっと減って静かな山歩き。登山道はよく整備されてるけど傾斜はきつい。

しばらく歩くと視界がひらけて仙丈ヶ岳。

甲斐駒ヶ岳。何度見ても神々しい。

栗沢山山頂付近に達すると北岳が姿を現す。

鋸岳の特異なピークが遠望できたので、デジカメの望遠で撮影してみた。

栗沢山山頂手前からアサヨ峰に続く稜線が見渡せる。

栗沢山山頂の直前のピーク

我が家から見える甲斐駒が岳、左のスカイラインが格好いいので、と登った摩利支天の岩壁を真正面から見られて興奮気味。

栗沢山山頂。

ここまで景色を眺めすぎて?思ったよりも時間を使ってしまった。
計算してみたらアサヨ峰まで行くのはちょっとつらそうだったので、栗沢山を最終として引き返すことにします。ここまで北沢峠からの尾根の直登ルートを来たので、仙水峠を通って帰る別ルートで下山することにします。

急な岩稜の下山

栗沢山を振り返る

午後になると甲斐駒が岳はガスに巻かれ始めますね。

仙水峠からは岩ゴロゴロの斜面

沢筋の道を行くとまもなく北沢峠に下山です。

鎌倉街道散策ー檜峠

梅雨明けも迫って、山行きたい虫がうずいてきた妻。
白神岳か日光白根か登って、温泉泊まって・・・と計画してたんだけど、山の天気予報はいまいち。
ちゃんと歩く山はあきらめて、信州・梓川から飛騨・平湯に抜ける鎌倉古道の一部でも歩いてくるかとドライブ旅行。

【アルプス越えの鎌倉街道】概要については下記参照ください。
第一弾 祠峠に鎌倉街道を想う。
第二弾 檜峠
第三弾 アルプス越えの鎌倉街道ー池尻砦

祠峠や檜峠の、今まで行ってない側に車でアプローチしてみたが、道が悪かったり暗かったりでそそられず、第二弾、檜峠のコースをもう一度歩いてみることにした。

沢渡バスターミナルの向かい側にある林道を入る。
すぐに沢渡あたりの喧噪は足下となり、静かな道。
ダートの道を登って行けば檜峠まで行けるけど、今日は歩きたいので途中の草むらに車を突っ込んで、そこから歩くことに。

春先に来た時よりもやはり草が伸びてます。

一時間ほどの歩きで檜峠に到着

梓川沿いの国道がなかったころは、この峠を越えて白骨温泉に行っていたらしい。白骨温泉への道(今は廃道)をトレースしようかと思ったんだけど、今は熊狩りエリアとなっているらしく、何かと危険そうなのでやめた。

檜峠の北東に檜峠山というのがあるらしく、登山道はないけど尾根伝いに行ってみよう。

うっすらと踏み跡はある。

気持ちのよい樹林をとぎれとぎれの踏み跡を登っていくが・・・
どうも直近の先行者がいるらしい。
丸い足跡で、5本指・・・・熊さんかな?
同じ踏み跡を歩いてますな。

熊鈴、笛、匂い袋(クマヲボル)、スプレー、それに太いストック・・・と完全武装しているしと進もうとしたら、
「もし熊に会ったら絶対守ってくれるのね!」と妻。
いや絶対なんてありえないし・・・・
ま、下るか。というわけですぐ檜峠に戻って。

樹間に焼岳を遠望

檜峠からの下りは約40分。お昼前に終わってしまった。

以前に行って美味しかった奈川のとうじそばを食べに行こう!

奈川・とうじそばの仙洛。
あまりの美味しさに写真撮るの忘れて完食。
仕上げの雑炊まで食べきってお腹ぱんぱん。

帰りに買った松本ハイランド(波田)すいか

そばで腹いっぱいのところ、すいかまで食べてしまってちょっと胃の調子が・・・・

ご近所さんや、北杜市在住クライマーのエリサさんにもおすそ分け・・・というか、食べきれないので押し付けた。

エリサさんがくれたビールが美味しくて、また七輪など持ち出して・・・

こんなことになって。

締めは登山用にコンビニで買ったおにぎりの残りを焼いて食べました。これかなりいけるね~でも食いすぎ。

雨飾山登山

山の雪もだいぶ溶けてきた時期だし、妻との登山を再開。
今回は日帰り登山のち温泉という方針。

6月27日木曜、梅雨の晴れ間で天気が持ちそうなエリアということで、行き先は雨飾山に決定。
2回登攀したふとん菱も見たいし、小谷側から登ることにした。
熊出没情報がひっきりなしなんで、二人して熊鈴ぶらさげ、熊ヲボル(熊除けの匂い袋)も装着して雨飾高原キャンプ場の登山口を出発。新緑が美しいね。

ブナ平

この先の登山道が曲がったところで、いきなり大きな動物が逃げて行ってびっくり。どうも熊っぽいな~。
鈴と熊ヲボルが効いたのか、効かないから接近したのか。

水は荒菅沢を横切るときに汲めばいいやと安易に考えていたんだけど、雪渓に埋まってるじゃん!そりゃそうだわな。まだ6月でした。

しょうがないので雪渓が口あけてる上部までえっちらおっちら登って、木の根つかんで沢底におりて、水汲み。

登山道からフトン菱方面。天気は思ったよりよかった。

笹平手前は結構急登がつづく。
黄色い花。Googleに聞くと、ハナニガナとかキンランとか出てくるけど?

昔々、この山から海谷を見て、海老嵓を登りたくなった。アプローチが悪くてなかなか辿りつけず、登るまでに30年以上かかった。
まんなか辺の三角形の岩壁が海老嵓南壁。

笹平まで約3時間。コースタイム通りくらいで歩けてハッピー。

笹平から1時間ほどで山頂。

せっかくガスストーブ持ってきたのでカップラーメン。虫よけネットで顔が見えない。

山頂で自撮り。
Googleがこれは「アカモノ」だと言ってる。
梯子はアサヒビールが寄贈したんだって。

17歳のときと、60歳のとき、2度登ったフトン菱。これで見納めかも。

携帯トイレ用のブース。
登山口はもう近い。

今夜は雨飾荘に宿泊。
新潟側の雨飾山荘と、長野側の雨飾荘。ふたつあって紛らわしい。
なんか混乱して予約しちゃったけど、雨飾荘大正解。

料理が最高に美味しくてテンションあげあげで登山旅を終了できました。

保育園の花

ツルウメモドキ
キウイ
キウイ
キウイ
レモン
レモン
レモン
サクランボ
サクランボ
ミカン
ミカン
ミカン
ミカン
ゆず
ゆず
ゆず
ゆず
ゆず
ゆず
みずき
みずき

庭の花を特定

4月29日@八ヶ岳南麓の家
庭の植物(主に花)をGoogle画像検索して名前を特定してみた。

ハナモモ
アメリカスミレサイシン
ツルハナシノブ
ツルハナシノブ
ヒメツルニチニチソウ
ムラサキケマン(薬草)
ワスレナグサ
カキドオシ
エゾヘビイチゴ(ワイルドストロベリー)
ニガイチゴ
サクラソウ
クレマチスの蕾

中山道ハイキング⇀山小屋宴会

40年来の岳友、原君と酒を酌み交わすために、恵那山の登山基地ともなっている富士見台高原の萬岳荘に出かけた。

原誠一氏は、登攀クラブ蒼氷という先鋭的なクライミングチームのメンバー。バリバリ登っていた若いころにザイルを組んだ仲間だ。

30年以上の消息不明の時を経て二人ともおっさんになっていた。
ある時互いの消息を知り、再会した最初の一言はそろって「よく生きてたね~!」だった。

今は登山ガイドと萬岳荘の管理人という二足の草鞋を履く彼と一杯やるため、ゴールデンウィークで忙しくなる前の萬岳荘を妻とともに訪れた。幸い(?)お客さんもなく、3人で語り、飲む時間を過ごすことができた。といっても飲んでたのはおっさん二人だけだが。

萬岳荘へは、彼がヤマケイオンラインの記事で薦めていた、中山道の古道をハイキングしてから向かうことにした。
奈良井宿から鳥居峠を越えて藪原宿にいたる古道で、木曽路最難関とも言われたところらしいが、今では観光ハイキングルートとして整備されているようで、春先ののどかな時間が過ごせそうだ。

奈良井宿の無料駐車場に車を停めて、ここからスタート。
ゴールデンウィーク直前の朝とあって駐車場はがらがら。

混雑を恐れていた奈良井宿の観光地も、平日の朝は人けがないらしい。

ご神木が神社の真ん前に。あれ?なんかこんな風景、最近見たな。
鎌倉古道を歩いたときの祠峠の神社だ!不思議に思ったものだが、こういうご神木の立ち方ってなんか意味があるのかな。

しばらく石畳の道を行く。

気持ちのよい樹間の道。こういうのも薬研堀って言うのかな?

鳥居峠に到着

まもなく藪原宿

ハナモモが花盛り

似合わない写真撮ってあげると言われポーズ

そして萬岳荘に到着

山菜マスターとして知られる原君が素敵な収穫をしてくれていた。今夜は山菜づくしだ~

心づくしの料理を作りはじめてくれる。

妻は盛り付けと配膳担当

原君の絶品山菜料理の数々。地元産のおいしい豆腐は行者ニンニクとともに。

赤沼はひたすら天ぷらを揚げる。五平もちやらおやきもあるぞ。

そして乾杯の時間。酒は赤沼が先週、鎌倉古道散策の帰りに買ってきた大信州。最近これにはまってるのだ。原君もこれが大好きだそうで。

飲むほどに話は尽きず。おっさん二人は後半からの記憶なし。
妻によると、宴会が終わって部屋で寝支度をしたあと、宴会場で座ったまま寝てしまった原君を起こして寝かさないととか、ぶつぶつ言いながら出て行った私はそのままなしのつぶて。
朝なぜか持参の酒はすべて空に・・・・
どうやらそのへんの小人が出没してぜんぶ飲んでしまったらしいということで決着。

翌朝はぼんやりと霞む頭のまま、展望絶佳の富士見台高原を散策ののち、帰宅いたしました。

伊豆旅行なのだ

妻が同窓会の抽選で宿泊券をあててきた。
伊豆、一碧湖畔のファミリー向けリゾートホテルのようなところらしい。
湯河原の幕山でハイキングしてから宿に入ることにした。

東名で一気に行くのも味気ないので、湘南の海岸沿いをドライブ。
登山口の幕山公園

ここは梅の名所。
梅の時期になると駐車場に入れなくなるぐらい混むこともあるのだが、今ならまだ大丈夫だろうということで、ここに車を置いて登ることにする。
それでも少し早めの梅が色づきはじめていた。

幕山には岩場が点在する。

ここは冬でも暖かく、フリークライミングを楽しめる場所として有名なのだ。昔何度か訪れた岩場を眺めながらのハイキング。平日なのにクライミングをしている人たち大勢がいた。

高度が少しあがると梅の向こうに海が見えてくる。
梅はここまでという標識を越えてさらに高度をあげる。目の前に湯河原の街と海がよく見えてくる。
山頂は近い。
暖かな日差しにつつまれた山頂。
山頂から登ってきた方向を見下ろす。
3時にはホテルにチェックイン。

ファミリー向けのリゾートホテルで、さまざまなアクティビティーがある。小さな子供がいたら楽しいんでしょうな。じじばばはちょっと卓球やったくらいで、あとはひたすら温泉入って、飯食って過ごし、お昼には東京帰ってテニスやってました。はは。

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